違和感・・・
無事・・・かどうかはさておいて、今回の戦闘は宗谷が言っていた通り、学習と解析に熱が入りそうな戦いだった。
まず1戦目。
2戦目と被ることが多いけど、囮というものが存在するという事。
まぁ、これについては叩けるうちにサッサと叩けという事だ。
問題は長時間、上空待機できる技術、もしくは機体設定があるという事だ。
これについてはまず映像を解析するところから開始なので、後でKayaと一緒に検証だ。
次は海中のステージだ。
これは・・・・よくわからない。
ステージに第三勢力がいて、アタシの場合は片足で済んだけど、最悪の場合、撃墜される恐れがある事は分かったけど、戦闘面については、追いついたら宗谷が敵を追い込んでいて、勝てる一歩手前まで持ってきていたという事だけだった。
牽制とかはしたけど、セオリー通りに動くだけだったので、そのあとの宇宙戦と同じで優先度は低いだろう。
とりあえずログ出力申請をして機体を降りることにした。
『ふぅ、』
外に出ると、すでにKayaは自分の機体を降りて格納庫の中央に立っていた。
『おねぇちゃん~。』
『今行く~。』
キャットウォークを伝い、下に降りるとなぜかKayaはニマニマとして締まりがない顔をしていた。
『んふ~~~。』
『・・・何よ。』
『何でも~ない~よ?』
『まぁ良いけど、今回は本当に役に立てなかったわ。』
『あ、戻った~。』
『いいでしょ別に。反省は終わり。次の対策よ。』
『そうだね~。今回の戦闘は~訓練と~思えば~いいじゃない~かな~?色々と~分かったことも~多かったし~』
『ええ、海中ステージでは二度と同じヘマはしないわ。』
憎きあのクジラめ。次は必ず仕留めて見せる!
アタシがリベンジに燃えていると、格納庫に大きめのパネルモニターが浮かんだ。
「Maya、Kaya、今日はありがとう。色々あったけど、どうする?デブリーフィングはどのタイミングでするの?」
パネルには宗谷が表示され、今後の対策の確認をしてきた。
人間時間で10分もあれば解析は完了できるだろうけど、4戦もした後に小難しい話をしてもあれだろうし、結構時間を取った方がいいわよね。
『そうね。1週間後とかどうかしら?』
『えっ?』
『何?』
『何でも~ない~。』
「一週間後だな。わかった。時間を取るようにするよ。」
『ええ。始まる前にも言ったけど、アタシ達と生活スタイルが違うのは理解してるから、無理はしなくていいわよ。今日はお疲れ様。』
『・・・・』
話をまとめているだけなのに、Kayaが信じられないものでも見る様にアタシを見ている。
なんかしたかしら?
「俺の方こそありがとう。」
そう言うと、宗谷が映っていたパネルモニターは消えたが、Kayaが私を見る目は一向に変わらない。
『偽物~?』
『誰がよ。』
『だって~、始める前に~バッチバチだった~し~。』
『それはそれ、これはこれよ。4戦もやれば宗谷も疲れるだろうし、明日からは平日で学校も始まるしね。』
アタシがデブリーフィングを来週にした理由を話すと、今度はニマニマとした顔をしだした。
戦闘が終わってからこんな顔ばっかりだ。
いったい何がこの子のツボにはまっているのだろう。
えっと~ひとまず今週は家で作業をできると思いますが、更新できるのは週末になりそうです。




