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AIの世界だって楽じゃない。  作者: 水たまり
リ・スタート
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傾向と対策

予約ができていなかったようですみません。

対策は途中だが、Kaya達が撃墜されたアナウンスが届いたので、アタシはコックピットハッチを開いた。

キャットウォークを伝い、1階に降りると、Kayaも同時に降りてきたが、げんなりした顔をしていた。


『何も~できなかった~。』

『ええ。腹立たしいけど、戦闘の概念からして負けた感じね。』

『原因は~?』

『高高度からのスパイク投下。』

『あ~なるほど~。レーダー範囲外~からの~文字通りの~物理攻撃か~。気づけない~訳だ~。』


そう。バズーカや粒子攻撃なら熱源、電磁砲なら発射前の収束エネルギーが検知できれば、それなりにダメージコントロールができるが、初期運動量がゼロの兵器、しかも、砲弾はレーダーに映りにくい”点”であれば、そうそう回避できるものじゃない。

軽く状況説明をKayaにすると、パネルが開き、アイツの顔が映し出された。


「いや~あっという間だったね。」

『軽く言うんじゃないわよ。Kayaにも伝えたけど、攻撃は高高度からのスパイク攻撃。次の戦闘では上にも注意が必要よ。』

「なるほど、そんな戦法もあるんだね。」

『注意が~分散~されちゃう~ね~。』

「ん~。俺からすると、その上にある武装はそれだけなのかな?」

『どういう事?』

「だって、今回のゲームって金霧と2回連戦でしょ?1戦目で初見殺しを使ったんだったら、2戦目は使えない荷物を背負ったまま戦うのかなぁ?とおもって。」


確かにコイツのいう事ももっともだ。現に、Kaya達が倒されるまでの時間で原因は判明したし、次の対策について相談できている。

そんな中、同じ手を使うのか?という話だろう。


『となると~次は~囮かな~?』

『もしくは投下ユニットに別な兵器が搭載されている可能性があるって事ね。』


かといって、高高度まで飛ばせるユニットに強力な武器が積まれているとも思えない。


「ひとまず、上空を気にしつつ、対応していくって感じかな?」

『ええ。アタシは待たずに敵に攻撃を仕掛けるわ。』

『じゃぁ~その反応をみて~場所の~ナビゲート~するね~。』

「えっと~俺は~。」

『アンタは目が早いから、Kayaのナビゲートに沿って移動しつつ周りの警戒ね。特に上空。』

「了解。」


ひとまず次の戦いについて目途もたったし、別働ユニットに警戒することも伝えた。

次こそは一矢報いて見せる。

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