模擬戦・・・にもならない。
大変遅くなりました。
まだコロナの名残と思われる咳と関節痛がありますが、熱は下がったので、社会復帰です。
なので、ひとまず書きかけだったものをアップいたします。
睨まれること30秒。
Kayaが小さなため息をついた。
『おねぇちゃん。お兄ちゃんも~色々あった~みたいだし~仕方ないよ~。』
Kayaの方は許さないまでも、納得はしてくれたようだ。
『・・・アンタとアタシ達で生活スタイルが違うのは理解しているし、納得もしているけど、せめて一報くらい入れなさいよ。』
確かに。コチラから会う約束をしていて、それをすっぽかした形になるので、申し訳ないことをした。
「すまない。本当に頭から抜けてた。」
『はぁ。貸しにしとくわ。』
「助かる。」
『で、時間も無いから簡潔に。Kaya。」
『は~い。基本的な~武装や~移動については~変化なし~単純に~レーダーや~反応速度の~向上と考えて~くれれば良い~よ~。』
『今回もデータ取りが主目的で、今回のデータをもとに適性の精査をしていくわ。ただ、性能が跳ね上がっているから、前回と比べると違和感がすごい事になってるので気を付けてね。』
「わかった。それじゃ、今回もよろしく。」
『ええ。』
『わかった~。』
Maya達とすり合わせをして開始の挨拶をすると、画面が格納庫からビル群に切り替わった。
今回のステージは都市のようだ。
『それじゃ、アタシが先行して対処するから、サポートよろしくね。』
『は~い。いってらっしゃい~。』
同じタイミングでステージに再現されたMayaの機体が画面に映ると、告げるだけ告げてさっさとビル群に飛び込んでいった。
「それにしても・・・。」
あたりを見回してみるが、遮蔽物の高さが微妙だ。
設定上の機体の高さは基本18m。
高さがあるビルも散見できるが、基本的には30~40mくらいだろうか。低いと15mで胸部から上が丸見えになりそうなところもある。
『スナイパーには~不向きな~ステージ~だね~』
「やっぱりか。」
Kayaも同意見らしい。
『敵機発見。向こうはこちらに気付いていないもよう。配置は?』
『まだ~。多分~上った瞬間~狙われる~。』
『そうね。なら、大通りに、きゃぁ!!』
「どうした!」
『ロスト~。撃墜されたみたい~。』
「は?気づかれてなかったんじゃないの?」
『それどころじゃ~ない~。ここに~移動して~』
Mayaが撃墜されて焦っていると、Kayaがマップにマーカーを付けた。
そこは通りから一本出ているだけで、長距離射撃を主とする側からすると平地なら狙いやすい場所ではあった。
なので、できるだけ姿勢を低くして、遮蔽物から見えない様に移動する。
ホバー走行なので、歩いたときに間違って頭を出すこともない。
ガキンッ!!
もう少しでポイントにたどり着くと思った瞬間、突然シートが衝撃で揺れ、画面のに映っているダメージ表示は、左半分が大破したことを伝えていた。
「なっ!どこから!?」
『おちついて~。」
周りを見ると、地面に大きなクレーターができている事しか分からない。
そして、もう一度シートが揺れたかと思うと、撃墜されたと表示され、ゲームが終わった。
開始3分は経っただろうか?
あまりにもあっという間の出来事だった。




