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AIの世界だって楽じゃない。  作者: 水たまり
リ・スタート
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調整完了!!

人間時間で1日と半。

無事、約束の木曜日までに、お兄ちゃんの機体設計ができた。補佐するAI側(わたし)の操作がピーキーだけど。

武装も西洋甲冑に種子島みたいな違和感程度で済ませることができた。補佐するAI側(わたし)の操作がピーキーだけど!

大事なことだから何度も言いたい。

補佐するAI側(わたし)の操作がピーキーすぎる!!

お兄ちゃんのスキルが低いのをカバーするためのコッチの負担が結構半端ない。

これならデチューンした方が、いくらかましだ。

でも、余ったポイントがもったいなく感じてしまい、使い切る方向でセッティングした結果、かなりの暴れ馬になってしまった。

お兄ちゃんには早めにハードポイントにつける装甲なり何なりを作ってもらおう。

そうすればその利用やカスタマイズでポイントが使えるようになる。

そうなったら、またポイントの使い方で迷うのは目に見えてるけどね。


『ふみ~。何とか~形に~なった~~~。』

『お疲れ様。』

『おねぇちゃんは~どう~。』

『アタシは自分が動かしやすい様に設定すれば良いだけだし、特に問題なく終わったわ。』

『じゃぁ~シミュレーションして~機体の動作確認~?』

『そうね。あっ、アイツの反応速度って演算(予想)できる?』

『ん~。ちょっと~難しい~。シミュレーションで~操作しながら~お兄ちゃんの~状況把握を~再現するには~ちょっと~メモリが足りない~。』

『そうよね。なら、1機ずつ順番にシミュレートしていきましょ。先にアイツが使う方からね。』

『わかった~。』


そしてシミュレーターにかけ、おねぇちゃんと一緒に武装の可動で干渉するところがないか?や、移動時の足運びに問題が無いか?等をチェックしていく。

そして一通り確認し、無事に検証が終わって一段落着いた。


『さて、後はアイツがログインしてくるのを待つだけね。』

『それじゃ~寝よ~。だいぶ~頭使ったから~寝て(デフラグして)疲れをとろ~?』

『まぁ、そうね。少し寝ましょ。』


おねぇちゃんも寝ることに賛成してくれたので、プライベートルームのベッドに流れる様にもぐりこんだ。

電脳世界なので、あまり意味は無いのだろうが、高いバトルポイントを払ってでも良いベッド(オブジェクト)にしてよかった。

程よいスプリングの感触がすごく癒される様に感じる。

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