棚から牡丹餅は有効活用しよう。
アタシの全力否定に、Kayaは自分のパネルを開き、機体を調べ始めた。
普通に ”作った” と言われても納得いかない。
プロの製作者が数カ月かけて作ったと言われれば納得するけど、アマチュアに作り方を教えてもらっただけでは説明がつかない。
『ちょっとアイツにメール打っとくわね。』
とりあえず、アイツには帰り次第、アプリを起動するようにメールを送った。
そのタイミングでKayaの方も機体の精査が終わったようだ。
『あ~。これ~、きっと~スターターキットの~やつだ~。』
『なるほど。それで関節部が作りこんであるのね。でも、それだけじゃ、600オーバーの説明にならないわよ?あれは平均化されたフレームで作られているから、400位になるんじゃない?』
『うん~。中身が~スターターキットと~類似率が5割で~外装甲の類似率は~2割って~なってるから~。多分~読み込み段階で~限りないほど~スターターキットに近い~新規フレーム扱いで~別物として~認識したんじゃ~ないかな~?』
『は?なんで類似率がそんな低いのよ。』
『なんでだろうね~。』
『考えても仕方ないか。それはひとまず置いて・・・・置けないけど、アイツが帰ってくるまで、機体のプランを考えましょ。』
色々アイツに聞きたいことはあるけど、高ポイントの機体が手に入ったのは僥倖だ。
全回の機体と比べれば・・・うん。考えるのはよそう。過ぎたことだからね。
当初の予定は450ポイント近辺を想定していたので、ベースの設定が高いに越したことはない。
スラスター周りの設定や、装甲。あと・・・武器か~。
標準で頑張るしかないわね。
とりあえず人間時間で1時間はあるだろうから、それまでに案は出せるだけ出しておこう。
アイツに聞きたいことはあるけど、まずは私のできる事をしていこう。




