いざ決戦へ!!
大分お待たせいたしました。
一応、検査系の入院は終わったので、後は検査結果とそれに見合った手術を待つばかり
翌日、学校が終わってまっすぐ家に帰り、アプリを起動して格納庫に移動したが、MayaとKayaの姿が見当たらなかった。
「あれ?どこだ?」
行き先の変更を押すと、リビングとパーソナルルームと出てきた。
あれ?パーソナルルームって今までなかったよなうな?
とりあえず、リビングの項目にMaya、Kayaと表示されているから、多分ここにいるんだろう。
そしてリビングを選択すると、案の定、二人が待っていた。
「ここにいたんだ。初め格納庫に繋いでも居なかったから、ちょっと焦った。」
『勉強するのに格納庫なわけないじゃない。』
言われてみれば、それもそうだ。
『で、今日はどの科目を手伝えばいいの?』
「えっと、英語系からお願いしてもいい?今のところ赤座布団まっしぐらなんだ」
『アンタ・・・自慢できるようなことじゃないわよ。なら、Kayaが作ってくれたから、Kaya、よろしく。』
『わかった~それじゃ~この問題を解いてみよ~。』
Kayaが手を振ると、モニターには英単語を訳す問題、日本語から英単語に直す問題が表示され、解いた傍から採点されていく。
何と言うか、脊髄反射の1問1答を繰り返すような勉強法だった。
『正解率だけど~。・・・次も~頑張ろうね~?』
かなり悪かったらしい。
『それじゃ~復習問題~。」
今度は間違ったところを中心に、また同じような勉強法で、次々と問題を出された。
そして2時間後、何とか半分は答えられるようになっていった。
『今日の暗記は~これくらいにしとこうか~。他の教科もあるしね~。』
「ありがとう。やっぱ一人でやるのと違って危機感があるな。」
『次はご飯食べて、そのあとは国語系の勉強しなさい。古文とかよりも現代文の方がいい気晴らしになるわよ。』
「わかった。今日はありがとう。明日もよろしくね。」
二人に礼を言ってアプリを消し、晩御飯を食べた後、Mayaが出してくれた通り、現代文のテスト勉強を勧めた。
そんな勉強を1週間続け、テスト週間前日を迎えた。
あとは明日に備えて寝るだけだが、今回は金霧だけじゃなく、Maya達に手伝ってもらったため、悪い点にはできない。
『アンタ。本末転倒なこと考えてない?』
明日からのテスト週間に緊張していると、Mayaが声をかけてきた。
「本末転倒?」
『勉強したから点数で現れるのであって、いい点数のテスト結果を取るために勉強したんじゃないのよ?』
「・・・同じじゃない?」
『違うよ~。厳しい言い方だけど~日ごろから~勉強しているから~それが点数に現れるのであって~いい点数を取るために~勉強したからって~いい点数になるわけじゃ~ないでしょ~?』
チョットだけ言いたいことが分かった気がする。
『まぁ、アタシたちと勉強したことを覚えているかの確認テストだと思えばいいのよ。』
『そうすれば~次に活かせるからね~』
「わかった。明日から確認してくる。」
『そうそう。頑張んなさい。』
『またね~。』
Maya達に別れを告げ、パソコンを切る。
結局Maya達が何を言いたかったのかをちゃんと理解することはできなかったけど、ちょっとは緊張がほぐれた。
「ありがとう。」
モニターに映っていない二人にお礼を言ってから、明日に備えて寝る準備を始めた。




