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初の公式戦②

試しに人は「」で、AIは『』にしてみました。

お兄ちゃんの不審な動きに助けられた。

緊急回避をする前の場所を見ると、そこには土煙を上げながら大きなクレーターができていた。

多分シールドでは防げなかっただろう。

それよりも相手の分析と対応を優先しないと。

こんな破壊力をしているけど、粒子光は見えなかった。

ということは実弾系の武器だね。でもこれだけ高火力の武器だと、普通は弾速が遅いバズーカとかのはず。でも周りに燃えたような跡がないから、物理的にぶつかってこのクレーターができている。

弾速が早い実弾で高威力となると・・・電磁力砲(レールガン)しかないかな。


「なんだ!?地雷か?」


疾風さんが状況確認の通信をしてきたので、簡潔に答える。


『小山の上~長距離射撃~レールガン~。』

「あいよ!」

『了解』


敵の位置と持っていると思われる武器を前衛に教えると、二人ともすぐに理解してくれたようで、すぐさま対応に乗り出してくれた。


『お兄ちゃん大丈夫~?』

「あ、ああ。ちょっとクラつくけど大丈夫。何だったの?」

『敵からの攻撃~レールガンによる超長距離からの~狙撃攻撃~。』

「こっちの攻撃は届く?」

『大丈夫~粒子収束中~。ただ~最大望遠でも~ちょっとぼやける~』

「この場合って、二人を援護できればいいだけだよね?ならひとまず攻撃してみよう?」

『そうだね~』


お兄ちゃんは緊急回避の衝撃から回復すると、再び小山の方に向き直った。

ただ、追撃が来ないところを見ると、もう移動しているのかもしれない。


『どれ~?』


私がモニターを確認しても特に敵らしい影は見つけられなかった。


「えっと~、あ、こっちからじゃ見えない。さっきのところに移動すると、変なくぼみがあって、そこがチカチカと光って見えたんだ。だからなんだろうな~って。」


なるほど、地形効果で隠れられるみたいだね~。


『ふたりとも~聞こえた?』

「おう。」

『ええ。小山の反対側ね。』


情報を展開すると、お兄ちゃんは再び狙撃された場所に注意しながら移動する。

すると、確かに小山には窪みがあって、その窪みにチカチカとした何かがある。

パネルを追加で開き、最大望遠にすると、ぼやけてはいるが、何かがあるようだ。

移動していない?場所がばれているのに?


「お?まだいるみたい?」

『ん~。あり得ないよね~。』


・・・・あ、まずい。この機体は近接戦闘武器を一切持っていない。


『お兄ちゃん。多分だけど~装備を捨ててこっちに向かってきてると思う。』

「あ、だから撃ってこないのか。」

『多分~。おねぇちゃ~ん。戻ってきて~。』

『わかったわ。』


お姉ちゃんに通信を入れるとほぼ同時にレーダに敵を示す赤い光点がこちらに向かってきているのが映った。


「うわ。本当にコッチ来てた。接近戦はできないんだよね?」

『そう~逃げよ~。なるべく回り込むようにして~おねぇちゃんたちと~合流できるように~』

「わかった。」


敵も、こちらが二人と合流できない様にしているのだろう、右に左にと回り込もうとすれば、それに合わせた平行移動を織り交ぜて必ず正面になるように移動してくる。

セオリー通りの動きにこちらは打つすべがない。


『はてさて~どうしようかなぁ~。』


ちょっとは見やすくなったかな?

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