いざ参戦!
Kayaに無理やりデフラグと休憩を取らされ、断片化データがあまり発生しない様にゆったりと過ごしていると、目の前にアナウンス通知が表示された。
「始まるみたいだね~。」
「ええ。行きましょ。」
一緒に格納庫に入ると、ちょうどアイツのコックピット映像が表示された。
「えっと、Maya、Kaya、よろしくね。」
「ええ。」
「まかせてよ~。」
「注意点とかあるかな?」
「確認したいことがあるわね。まず、アンタの友達の戦闘スタイルは?」
「確か、俺がどんな設定で来るかわからなかったから、専用機じゃなくて、中距離のオールラウンダー機にしたって言ってた。戦闘スタイルは3対3の一番小規模戦闘でするらしい。」
なるほど、まず対人戦に慣れる設定にしてくれたという事か。
それに、こちらは2機出撃するわけだから、他のユーザーを巻き込まなくてもすむ。
これはその友人に感謝してもいいかもしれない。
「わかったわ。それじゃ、午前中に話した通り、アタシは陽動として動くから」
「私は~狙撃しやすい箇所への案内だね~。」
「ええ。それじゃ、始めましょうか。」
それぞれコックピットに乗り込み、ハッチを閉めて出撃準備を整える。
まぁ、準備といっても機体の出撃登録をするだけなので、後は参加者情報を確認する。
「参加ユーザー名は疾風。サポートAI名がKAGUYA・・・ね。」
アタシたち二人とこの一人がチームとなるらしい。
そのKAGUYAから自身の機体情報が送られてきた。
2足歩行の機体で攻守ともにバランスの取れたポイント配分。シールド持ちの武器は実弾系サブマシンガンと粒子系ライフルか。
機体ポイントが充実しているようでうらやましい限りである。
こちらも礼儀としてアタシとKayaの機体データを送る。
機体ポイントが乏しくて情けない状態だが、その中では最高の仕上がりにしたつもりだ。
それに、ここまで割り切った機体情報だと、私たちの戦術も読めただろう。
機体情報を送ると、一言、”感謝する”と帰ってきた。
さて、アイツに楽しさと難しさを叩きこんであげますかね!
次からは苦手な戦闘シーン。。。
頑張りますです。
その前にちょっと閑話で人間側のお話が必要かな?




