八話 刀
「天照、取って来ました」
「分かったー」
「どのようにすれば作れるのでしょう」
「んーとね、一回目はてけとうに作るからさ、体で覚えやすいように操作権くれない?」
「分かりました」
「じゃあ説明しながらやるね~」「後接続中は思ったことがそのまま伝わるから」
「話しやすくていいですね」
「じゃあ始めようか」
(まずこの玉鋼を低温で焼く)
(ほうほう、それで?)
(これを叩いて薄く広げる。叩くのは私についてる大槌)
(これを20㎝くらいまで繰り返す)
(次は?)
(ちょっと待ってて、、うんOK。そのあとは冷やす)
ジュッ! 思っていたより大きな音が出た。
(慣れてね。また聞くから)(次に小槌で割る)
(なんで?)
(柔いところと固いところを見分けるため)
(で、割ったら次にてこに乗せて和紙をかぶせて固定するんだけど、、
今回無いものは仕方ないし能力で固定するわよ)
(分かりました)
(火に入れて高温で熱して刀の形に叩き上げる)
(それで完成ですか?)
(いいえ。まだやることは何個もあるわ)
(ようやく刀の長さまで打ちあがりましたか)
(ええ、ここからは研磨よ)
(最初はやすりでムラを取るの)
(そのあとは?)
(まだやっているのだから焦らせないで)
(すいません、、黙っています、、)
(これでいいかしらね。次は土をつけて行くわ)
(土なら玉鋼と一緒に回収してしまった物があります)
(水は?)
(あります。支給品で水筒を一応もらっていたんです)
(そう、なら泥を塗って焼く。そのあとは冷やして削り取るわ)
(これで削り取れたわね)(最後に砥ぎよ)(これで刃を鋭くして完成ね)
(じゃあ体返すから)
「分かりました」
「今日はもう遅いし明日にしなさい」
「では。寝てまいります」
「ええ、お休み」
そしてその夜、、事件が起こった




