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ギルドインザジョブ

あらすじ

店での窃盗の件もあるので今日の店は臨時休業しました。二人は暇になりました。

そういえばと思い立ち、俺はギルドに来ていた。


「すいませーん、少し聞きたいことがあるんですが」


隣にはリーンが居る。昨日の今日で店を開くのも少しアレなので今日は臨時休業している。


「はい、トールさんですか?受付側に来るなんて」

「あ、そうなんですけど、少しやって欲しいことが」


とリーンを抱き上げる。


「この子のステータス見れませんか?」


と、俺が言うのは彼女の適正を見たいと思ったのだ。魔法とかに適正があれば生活が楽になる。


「あ、そうなんですね、了解しました。50シルバー使いますが大丈夫ですか?」

「はい、問題ないです」


と言うと受付嬢が紙を二枚取り出した。


「はい、この紙のこの模様の部分に手を当てていただくだけで問題ないです」

「二枚ありますけど一枚でいいんじゃないんですか?」


と俺が指摘すると受付嬢は笑う。


「何言ってるんですか、トールさんもついでにやりましょうよ。代金は一人分でいいですから」

「あ、まぁなら……」


どうせモンスターも倒してないしレベルが上がることは無いから無意味だとは思うが、まぁ勧められたらやってみるのもありだろう。

と、俺は模様に触れる。前回同様、光り始め、そして文字が出てきた。


「リーンちゃんでしたか?このステータスシートって本来の姿をある程度見れるんですけど、彼女の名前と、シートに書かれていることが違いますが……」

「あぁ、記憶喪失の拾い子なんですよ。と言っても二年前の話ですがね」

「あら、そうなんですか、それは失礼しました。てっきり誘拐かと……」

「俺がそんなことするように見えてるんですか?」

「いえ、裏の顔は分からないとか」


まぁ全くもってその通りだが、俺は優しい優しいお兄さんでありたい。ロリコンなんぞなってたまるか。


「まぁソコは置いといて、リーンちゃんは典型的な魔法タイプですね。賢さがいまいち高くないのは記憶喪失が原因かもしれませんが、魔法を覚えればすぐに伸びますね」

「あ、そうなんですか」


それは良かった。力仕事はできるだけさせないように、いや、全て俺がやろう。


「リーン、お前は魔法タイプだってさ」


と彼女に言うが、ギルド内は中々に圧がある雰囲気なので入った時からほぼ緊張で硬直していた。彼女が喋ってないのはそれが原因である。だからまぁ、返事はあまり期待してなかった。


「で、トールさんですが……えっと一つだけ聞いていいですか?」

「?はい、どうぞ?」


変なことが書かれてるのだろうか。いまいち俺は見方を知らないのでステータスシートは解読不可能なので何がヤバいとか知らないのだ。


「職業って農家でしたよね?」

「はい、そうですよ?それがどうかしました?」


と言うといきなり受付嬢が肩を掴む。え?なに怖い……。


「冒険者になりませんか!!?」

「……え?どういうことですか?」


てか何故貧弱ステータスの俺にそんなことを?


貧弱ステータス(三年前)

まぁ?なろうだし察せるよね?ね?


評価やら感想やらしてくれるならありがたい限りです。

ではまた日曜日に……

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