6.マジ天使長マジ天使指導
絶賛、スプリント指導員マジ天使長に盗賊の
基本営業「馬車襲撃」を御指導頂いております。
「違うぞーライト。」(先輩っぽい天使)
「盗賊舐めてんの?ライト。」(ちょい怒天使)
「おしいぞ!ライト!才能あるんじゃないか?」(成長が嬉しい天使)
もう、いろんなパターンでオレを呼ぶ天使が欲しくて
ワザと間違えたり、ふざけたり、上手いことやったりして、あーーもー楽しいなー盗賊稼業。
「姉御!このナイフを使った演出ってどうやったらいいんでしたっけ?」
「何回教えりゃわかるんだよ!こうだよ!しょ、しょうがねーなぁ。まったく。」
ナイフを舌舐めずりする時の下卑た感じの舌の出し方の見本はもう何回御指導御鞭撻頂いたかわかりません。
てか、このヒトすっげぇ良いヒトなんだけど。
口は悪いけど、めっちゃ熱心に教えてくれるし。ミスは次に生かせば良いから気にすんなとか、ケガとかしそうな時だけは本気で叱ってきたり。オレの成長が見えるとすごく喜んで嬉しそうに笑うし。すっげぇ褒めてくれるし
今だって完全なるセクハラ要求なのにそれに全然気付かずにちょっと恥ずかしそうにナイフぺろぺろしてっし(じゃあ振るなよ)
なんだろ?
外見だけじゃなくて中身も好きになってきているんだが…。
「お、おいっ、ちゃんと見てんのか?ライト!
こうだぞ。舌はけっこう出したほうはひいんだ。」
えっろ。