3.バグってハニーって知ってますか?
今回文章短めです。
更新頻度は高めで長く続られればと思います。
皆さん、おは今晩ちわ。
ライトです。
皆さんは恋ってした事、ありますか?
僕はあります。…まさに「なぅ」です。
そこには
さっきから美少女に腹を刺されまくっている
幸せそうな顔をしたオレがいた。...滅多刺しだ。
「あーしあわせだなぁーぼかぁ〜。」
「・・・。」
…ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ…
「キミといるときが一番しあわせなんだなぁ〜。」
「・・・。」
…ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ…
気でもお狂いになられました?とか
何故に若大将?とか
いろいろ思うところもあるでしょうが
チョット待ってください。えーっと、この状況になった経緯についてご説明させていただきたい。
本日ラストのデバック作業
例のフード野郎イベントのバグ出しを行っていた。
結局、オレは今日発見したこのバグを運営に報告しようと決めた。理由としては
もしバグを隠してそれを自分だけ有効に利用しているのがバレたら穴沢警察共(やけに他のプレイヤーとかのアラやチート気味のプレイングを探して「SNS」や「穴沢板」で猛攻勢してくる大多数民)に晒されて追い込みが掛けられるのも怖いし、それが元で『穴沢2』出禁やペナルティとかになったら嫌過ぎるし。
そもそもそういうセコい考えが好かん!
後ろめたい事をして『穴沢2』を楽しめなくなるのは
一番嫌だ!と自分の中で踏ん切りを付け、今日の作業が終わったら運営にDMしよう。と考えていた。
…もったいない気もするけど。うぅ、未練がましい。
ということで最後は何にしようか?
コレでこのバグを見るのも最後かと思うと
コイツを何に変化させようか迷いどころだ。
そうこうしているうちにフード野郎がバグへの
キーワードをわめき出した。
「おい!オレを誰だと思ってる?
こんなことしてタダで済むと思ってねーだろうな?」
ハイハイ、…どーしよう。
まあ、適当に言ってみるかー。
「君はオレの理想の女性だ。早く可愛い顔を見せてごらん?愛しのキミ…。」
………。(カーーーーー(赤面))
「…な、なーんてね。どうせハズレ(髭オヤジ)だろ?」
いつもは答えると結構スグにフード付きの外套を脱ぎ捨て正体をあらわすのに何故か突っ立ったまま動く気配がない。
「をい!はよ!スベッたみたいで恥ずかしいだろうが!」
オレはフリーズしているソイツから
外套をひっぺがした! そして
…時が止まった。
そこから現れた人物を見てオレの全てが止まった。
一目惚れって信じますか?皆さん。
僕は信じます。ホントにあるんだな
イナズマに打たれた感覚っていうんですか?コレが。
全身が震えて動けません。
ソイツは完璧だった。オレの理想が目の前に存在した。
「しゅ、しゅきでふ。つ、つきあってください」
何故か告ってるオレがいた。
ソイツはオレを見てニッコリと笑うと(笑顔マジ天使)
ゆっくりとナイフを取り出しこう言った。
「死ねぇぇえぇえええぇええええぇぇぇええ!!!」