まずはプロットと主人公だ
書きたい物は何か?
読みたい物を書くのだ。
読みたくない諸々を盛り込まずに、だ。(ここ重要)
読みたい物は、古くは冒険小説と呼称された、主人公たちがひたすらカッコイイ冒険活劇小説だ。
いろいろと考えさせられる小説? …… 既に人生の折り返し地点を通り越している筆者は、私生活で嫌と言うほど悲哀の絨毯爆撃をくらいまくってきている。
今更、啓蒙? 人間性を? 深めるために? …… 要らんわい。
自分の時間くらいスカっとさせてくれ。
読みたくない諸々とは…… 恋愛、ハーレム、エロ、そして、登場人物の不条理な行動だ。
恋愛小説 …… 嫌いではないが、読みたければガチの恋愛小説を読む。
エロ小説 …… 嫌いではないどころか好物の一つだ。毎話行為が克明に描写されているものを好む。
ごちゃ混ぜの寄せ鍋小説は好みではない。
筆者が求める冒険活劇小説に恋愛とエロは要らないのだ。
最も読みたくないものは登場人物の行動が不条理である物語だ。
この意味で (も) ハーレムは嫌いだ。
※筆者注: この点は別のエピソードで書こうと考えています。
・・・ ・・・ ・・・
舞台はどうしよう?
これは決まりだ。ジャンルはハイファンタジー、剣と魔法の世界だ。
なろうで人気のジャンルだから? …… これは投稿開始後に知ったが、そんなことは関係ない。
筆者が求める主人公は、剣と魔法で敵を薙ぎ倒さねばならないのだ。
主人公の役どころはどうしよう?
ハイファンタジー世界の冒険活劇だ。決まっているではないか。冒険者だ。
主人公は、剣と魔法を駆使して冒険をするのだ。
主人公はどうしよう?
自身を投影? 感情移入? 活躍願望? それを考えるならば男だ。それも初老の男だ。
・・・ 違う。断じて違うのだ。若者 (主には娘) の言葉で言えばコレジャナイだ。
自分が読みたい作品の主人公は初老の男ではない。男ですらない。女でなければならない。
トゥームレイダーとインディジョーンズを両方手に取り、どちらを見るかを己に聞いてみれば答えは明らかだ。
脇役はどうしよう?
物語を進行させるための脇役は後回しだ。
まずは主人公の両脇をかためる味方キャラだ。
両脇? …… スケさん、カクさんだ。
スケさん・カクさん? …… これだ!
筆者が書く主人公は、ファンタジー世界で、自身の右手左手である子分を伴い、剣と魔法を駆使して悪を薙ぎ倒すのだ! 人助けや世直しをするのだ! ご老公一行だ!
てことは…… 女でご老公一行だから…… のじゃ姫で…… 子分も女で年下で……
決まりだ!