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第5話 投影石とステータス

今回は、ステータス紹介がメインとなっています。文章の部分以外飛ばしてもらっても問題はありませんが、ここでアドルクス公爵家の主要な使用人の名前、年齢、スキルなどが紹介されていますので、読みたいと思う方は読んでください。HPなどについては、数値は殆ど適当なので、気にしないで下さい。

 目の前には、父のステータスが映し出されていた。






◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎     ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎ 






 夕食の後、僕は皆にステータスはどのくらいなのかと聞いていた。すると父が、


 「皆のステータスが気になるのなら、久しぶりに全員確認するか。少しは上がってるかもしれんしな。」


と言い出したのだ。どうやら、使用人の人たちは、この家に来た時に1度計測しただけで、それ以来一度も測っていないそうだ。平民はステータスを測ることは、ほとんどないそうで、街に入るときの検問所に[名前][年齢][種族][職業][Lv]のみがわかる【投影石】があり、それで測るか、子供のころに学院や学園などの学校で年に2度測ることくらいだそう。そもそも、【投影石】でステータスを測定するのは、相手の素性を確認するためだそう。確かに、自分のステータスは自分で確認できるしな。ちなみに、この検問に使う【投影石】は〖隠蔽Ⅲ〗までなら無効化でき、学院や学園ではその規模にもよるが、エイヴィスティン王国最大最高峰の、王立フィオレンツ学園や国立レーナンス学院は、侯爵家と同じ〖隠蔽Ⅶ〗までなら無効化できる【投影石】が設置してあるそうだ。






◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎     ◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎






 映し出された父のステータスは、


[名前]    スモーツ・ベリル・アドルクス

[年齢]    24

[種族]    人

[職業・称号] アドルクス公爵家当主

[Lv]    67

[HP]    1547

[MP]    2134

[ATK]   4056

[DEF]   3328

[SP]    77

[魔法適性]

 火属性 雷属性 

[スキル]

 〖威圧Ⅴ〗〖速読Ⅴ〗〖敵意感知Ⅴ〗


なるほど。こんな風に映し出されるのか...【投影石】は10㎝×20㎝くらいの大きさの石で、魔法陣が彫られていた。その石の上に前世の3D画面のようなものが飛び出していて、父のステータスを表示していた。父は、2属性持ちのスキルはスキルレベルⅤで3つ取得している。このステータスはこの世界では、上の方だという。

 次に、母のステータスを測った。


[名前]    シルビア・ベリアン・アドルクス

[年齢]    22

[種族]    人

[職業・称号] アドルクス公爵家夫人

[Lv]    24

[HP]    356

[MP]    634

[ATK]   205

[DEF]   328

[SP]    14

[魔法適性]

 風属性 光属性

[スキル]

 〖記憶力上昇Ⅲ〗〖魔法詠唱短縮Ⅲ〗


母も、スキルレベルⅢのスキル2つ持ちで、女性の中では上の方らしい。2属性持ち自体珍しいのに、両親が2属性持ちとは...

 次に、警備の人にも来てもらって、今屋敷にいる手の空いている使用人の皆の測定をした。


[名前]    カール・バッカス

[年齢]    57

[種族]    人

[職業・称号] アドルクス公爵家家令兼執事長

[Lv]    53

[HP]    1300

[MP]    876

[ATK]   4180

[DEF]   3298

[SP]    60

[魔法適性]

 土属性 

[スキル]

 〖職業能力向上Ⅶ〗




[名前]    イエイツ

[年齢]    34

[種族]    人

[職業・称号] アドルクス公爵家執事

[Lv]    45

[HP]    1009

[MP]    1039

[ATK]   3120

[DEF]   2565

[SP]    32

[魔法適性]

 水属性 

[スキル]

 〖職業能力向上Ⅴ〗〖動体視力向上Ⅳ〗




[名前]    クルード

[年齢]    42

[種族]    人

[職業・称号] アドルクス公爵家執事

[Lv]    48

[HP]    1048

[MP]    2319

[ATK]   2198

[DEF]   2987

[SP]    34

[魔法適性]

 火属性

 呪術魔法 

[スキル]

 〖職業能力向上Ⅵ〗〖魔法威力上昇Ⅳ〗




[名前]    パーシャ・アルマス

[年齢]    33

[種族]    人

[職業・称号] アドルクス公爵家メイド長

[Lv]    46

[HP]    786

[MP]    1971

[ATK]   1348

[DEF]   879

[SP]    22

[魔法適性]

 水属性 氷属性 

[スキル]

 〖職業能力向上Ⅶ〗




[名前]    ユーリ

[年齢]    28

[種族]    人

[職業・称号] アドルクス公爵家メイド

[Lv]    36

[HP]    756

[MP]    1087

[ATK]   1209

[DEF]   699

[SP]    26

[魔法適性]

 火属性 

[スキル]

 〖職業能力向上Ⅵ〗




[名前]    ケイン

[年齢]    26

[種族]    人

[職業・称号] アドルクス公爵家メイド

[Lv]    34

[HP]    689

[MP]    1190

[ATK]   1098

[DEF]   758

[SP]    18

[魔法適性]

 風属性 

[スキル]

 〖職業能力向上Ⅵ〗




[名前]    ケヴァン・ハーゲン

[年齢]    48

[種族]    人

[職業・称号] アドルクス公爵家警備隊長

[Lv]    79

[HP]    1898

[MP]    2429

[ATK]   6034

[DEF]   4012

[SP]    16

[魔法適性]

 火属性 闇属性

[スキル]

 〖戦闘能力上昇Ⅵ〗〖気配察知Ⅶ〗




[名前]    レード

[年齢]    49

[種族]    人

[職業・称号] アドルクス公爵家警備隊員

[Lv]    72

[HP]    1698

[MP]    2001

[ATK]   5154

[DEF]   3880

[SP]    39

[魔法適性]

 風属性 雷属性

[スキル]

 〖戦闘能力上昇Ⅶ〗〖鑑定Ⅴ〗〖威圧Ⅵ〗




[名前]    ジール

[年齢]    43

[種族]    人

[職業・称号] アドルクス公爵家警備隊員

[Lv]    70

[HP]    1534

[MP]    1979

[ATK]   5031

[DEF]   3963

[SP]    1

[魔法適性]

 土属性 木属性

[スキル]

 〖戦闘能力上昇Ⅵ〗〖拘束Ⅶ〗




[名前]    ジェスト・バッチェリ

[年齢]    41

[種族]    人

[職業・称号] アドルクス公爵家料理長

[Lv]    33

[HP]    668

[MP]    456

[ATK]   209

[DEF]   315

[SP]    8

[魔法適性]

 火属性

[スキル]

 〖調理技術向上Ⅴ〗〖料理完成度向上Ⅳ〗




[名前]    ルイド

[年齢]    39

[種族]    人

[職業・称号] アドルクス公爵家料理人

[Lv]    30

[HP]    616

[MP]    398

[ATK]   189

[DEF]   145

[SP]    7

[魔法適性]

 水属性

[スキル]

 〖調理技術向上Ⅳ〗〖補助技能向上Ⅴ〗




[名前]    ゼラム

[年齢]    27

[種族]    人

[職業・称号] アドルクス公爵家料理人

[Lv]    36

[HP]    756

[MP]    498

[ATK]   229

[DEF]   395

[SP]    30

[魔法適性]

 風属性

[スキル]

 〖調理技術向上Ⅲ〗〖鑑定Ⅳ〗〖記憶力上昇Ⅴ〗


 これが、我が家の使用人の皆のステータスだった。やはり、職業に合ったスキルを取得している人が多いようだ。一応、僕も〖鑑定Ⅹ〗で確認したので、隠蔽している人はいないようだ。僕のステータスも【投影石】で測ってもらったが、問題なく隠蔽できているようだ。やたらと、使用人のステータスやスキルが良い理由は、この家の使用人の採用条件に、


 ・執事・・・Lv40以上。ステータスのHPが1000以上。MP+ATKが4000以上。DEFが2500以上。スキル〖職業能力向上Ⅴ〗以上取得。

 ・メイド・・・Lv30以上。ステータスのMP+ATKが2000以上。スキル〖職業能力向上Ⅴ〗以上取得。

 ・警備・・・Lv70以上。ステータスのHPが1500以上。MP+ATKが7000以上。DEFが3500以上。2属性以上の適性持ち。スキル〖戦闘能力上昇Ⅵ〗以上と、その他にスキルレベルⅤ以上のスキル1つ以上取得。

 ・料理人・・・Lv30以上。ステータスのHPが500以上。スキル〖調理技術向上Ⅲ〗以上と、その他にスキルレベルⅢ以上のスキル1つ以上取得。


という内容が、あるからだそう。初めて見る使用人もいたが、他の仕事をしていて僕が見たことがなかっただけだった。しっかり覚えとかないと。他にもたくさんいるみたいだし。

 エリスのステータスを鑑定してみると、


[名前]    エリス・ベリアン・アドルクス

[年齢]    0

[種族]    人

[職業・称号] アドルクス公爵家長女

[Lv]    1

[HP]    13

[MP]    19

[ATK]   11

[DEF]   8

[SP]    0

[魔法適性]

 水属性 闇属性 無属性


だった。3属性の適性持ちとは、将来楽しみだな。皆のステータスで、この世界のレベルがどのくらいなのか、ある程度分かった。明日からは、この世界のことについて調べて行こう。そう思いながら、僕は自分の部屋へ行き、眠りについた。

ここで登場した人たちが、次出てくるのは第1章が終わるとだいぶ先になると思います。番外編での登場もあるかもしれません。

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