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詩・夢を追いかけて

心の結晶

作者: 藤乃 澄乃

困難にぶつかって道を見失いそうになっても、諦めずに歩き続けよう。

「白」をテーマにしています。

朝まだきの広野

降り積もる白の結晶

前後左右上下全てが

驚くほどの白の中


ただひたすらに前を向き

歩き続けてきた


一度でも振り返ると

前を見失ってしまう


一心に歩き続けた

ただ前を目指して




溶けてゆくのは心の結晶

透明な儚さで

すぐに見失ってしまう


もがいて もがいて

もがき続けて


歩いて 歩いて

歩き続けた



透明な結晶は溢れた心

零れないように

ひとつひとつ手探りで

かき集めようとするけれど

 

あまりに儚すぎて

すぐに溶けてしまう




それでもまだ前を目指す

大切なものを

見失わないように



お読み下さりありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 読んでいると真っ白な雪景色が目に浮かんできました。 雪で儚さと清らかさが表現されていて、清々しい気持ちになるのと同時に、降り積もったばかりの雪原を脇目も振らずに進んでいくまっすぐさに心打…
2017/12/11 11:40 退会済み
管理
[良い点] 雪と心。 その儚さや移ろいやすさを 見事に関連付けているところ。 その着眼点が面白いですね♪ 余計な言葉を使わない。 最低限の分量で何を言いたいのか、 何を伝えたいのかを表現しつつ、 読…
2017/12/10 18:35 退会済み
管理
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