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赤い糸に王子様  作者: アッキー。
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出会い

今まで平凡に生きてきた私には「運命」なんて言葉全然似合わないと思う。

運命なんてただの妄想だから。

やっぱり信じきれない。でも、運命であってほしい。今あの王子様に会いたい!!!

「...そこの君!」

窓から外を見ている私に向けてか男の子の声が聞こえた。

そっと辺りを見渡すと隣の家の窓から男の子がこっちを見ていた。

ちょっとまって。嘘でしょ?

男の子は夢で見た王子様によく似ていた。

「ユイちゃん...?」

彼はそう言った。


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