仄明かりの檻
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:仄明かりの檻
なんだか最近、部屋が仄暗い。
「…なんでだろうなぁ。電気替えたばかりなのに」
ついこないだ蛍光灯も替えたばかり。
他の電気もつけて、
部屋を目一杯明るくしてみても、
やっぱりどこか薄暗い。
「もしかして、私が?」
と思って最寄りの病院へ行ってみたが、
別に何の異常も無かった。
外に出るといつも通りの明るさ。
朝は朝の光、昼は昼の明るさ。
そして夜は夜の暗さだが、
ネオンの明かりはそれなりに明るい。
部屋に帰った時に限り、
暗くなるのだ。
「気持ちの問題なのかなぁ」
とは思ったのだが、
でもどうしても気になる暗さだ。
試しに友達を部屋に呼んでみた。
「お邪魔しまぁ〜す」
と連れてきた友達だったが、
頃合い見て聞いてみても、
「え、暗い?…ううん、別にそんなことないけど?」
と友達には
私の感じてるその暗さが
わからなかったみたい。
「そう」
結局そんな感じで友達は帰り、
また部屋に私が1人残った。
どうしても、やっぱり暗く感じる。
何かに覆われた様な、
ベールに覆われた様な、
カーテンに覆われてる様な、
そんな暗さ?
「ふぅ。まぁ気にしてもしょうがないか。寝よ」
とりあえずその夜も
いつも通り寝ようとしたのだが、
その時に
これまでの暗さの正体の様なものが
わかった気がした。
いつも通り、
ベッド横の消灯だけつけて
寝ようとしたのだが、その時、
「ん、…えっ?!」
パラッ…ぐわっ…!
っと言った感じに、
部屋全体が大きく揺れたのだ。
確かに揺れた。
しかもその揺れた時の光景は、
部屋の影全体が動いた感じで。
「……………………………」
「……………………………」
「……部屋の向こうに明かりがあって、何かがこの部屋全体を囲ってる、囲んでる、覆ってる…?…ダレ…?」
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=0lh-lfg6Lto
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サクッと読める幻想小説です(^^♪
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