プロローグ 不運で始まる物語
初投稿ですのでまだまだ未熟者で誤字・脱字があるかもしれませんが
それでも見ていただける方はありがとうございます。
面白い作品になるよう努力していきます。
プロローグ 不運で始まる物語
目が覚めたら変な空間に浮かんでた
「ここは・・・」
どこまでも広がる光の世界、俺はなんでこんなところに・・・
「・・・あれは何だろう」
何も無い光の空間に現れたひとつの黄金玉
俺はその光に向かって泳いだ、その場所は思ったよりも長く
かなり泳いだような気がした。
「結構でかかったんだな・・・って、あれ?」
かなりでかいその黄金玉をよく観察していると中に誰かいるような・・・
そんな風に思っているといきなりその黄金玉にひびが入った
パリパリパリパリ!
そんな音を鳴らし羽化したのはとても綺麗な顔をした女神様だった
「あ、あの・・・」
俺はとりあえずその女神様に声をかけてみた。
が、返事が返ってこないまま、どれくらい待っただろうか
数回声をかけた後、少し待ちもう一回声をかけてみた
「あの・・・女神さ「ん、んぅ~」って起きたし」
「よく寝た、って、うわっ!?君、誰?」
いや、誰って言われても困るんだけどな・・・
目を覚ますなり、女神様はいきなり飛びずさった。
「いや、えぇ~と俺も目が覚めたらここに居たんでよく分からないんですけど」
「あ、そうなの?そっか、君が例の子ね」
例の子?なんだか分からないけど、どうやらこの人、いや女神様は俺のことを知ってるみたいだ
「いろいろ聞きたいことがあるんですけど、なんで俺はここに居るのでしょうか?」
これが一番知りたかった、しかし返ってきた言葉は瞬時には理解できなかった
「あなたは死んだのよ、だからここに来たの」
「・・・」
死んだ?・・・俺は死んだのか、なぜ?――――記憶が無い・・・
「死んだって、どうやって」
「う~んっとね、雷でズドォーンって感じで」
可哀想な俺、そんな風に死んだのか、痛いという感情も無いまま死んだって感じだったのかな、たぶん
「んじゃ、俺はこれからどうすれば・・・」
「君には新しい人生を歩んで行ってもらいます」
新しい人生?生まれてこのかた17年、新しい人生歩めって言われてもなぁ
女神が手を挙げると5つのすんごい扉が出てきた
すんごいとはとにかくすんごいのである。
「これはいったい」
扉には赤・緑・白・黒・金の色のレンガで作られていて
赤には「peaceful morte」
緑には「strongest sorcery」
白には「two arma da fuoco」
黒には「to manipulate spada」
金には「special(17)」
と刻まれていた。
「あなたはまだ若いから選択肢がたくさんあるのよ」
それは、うれしいことなんだが、どれがどういう扉なのかよく分からない・・・
「これはねぇ、ディフィティ語って言って、君たちの世界で言う英語とイタリア語の混合語ってところかなぁ」
自称1.5ヶ国語の俺にとっては絶対に読めないだろう
君に読めるように訳すと左から順に、といいながらディフィティ語の上あたりに
俺でも読める日本語が浮かび上がってきた
安らかな死
最強の魔法
二丁拳銃
操る剣
特別コース(17)
と書かれていた
「どうしますか?ちなみにお勧めは特別コースですよ」
特別コース、一際目立った金色の扉、実際超気になっていたのだが
(17)ってなんだ
「特別コースって言うのは?あと(17)っていうのは?」
「それは行ってからのお楽しみっていうことになっていますので・・・あっ(17)っていうのは(17)歳で死んでしまった人だけの特別コースです」
よくあるパターンだと俺は思った。漫画の展開もこんな感じにストーリーが展開していくものである・・・
でも若さの特権、面白さもあるし行ってもいいかな
「んじゃ、特別コースでお願いします」
「特別コースですね。それでは二度目の人生を思う存分楽しんでくださいね」
そう女神様は言うとでっかい十字架を出現させた
「ちょっと重いのよねぇ~これ・・・」
「え~っと女神様・・それは・・・」
「よいしょっと。これをっ。ぶつければっ。気絶っ。するでしょ」
「ちょちょちょちょ待ってくれ!!」
気絶じゃなくてももっと簡単な方法は無いのかよ!!
「いつまで女の子に重たいもの持たせる気?んじゃ。お~や~す~みっ!!」
ヒィュン!!!
「俺・・・これからどうなってアガッ!!」
360度振りかぶり俺のほうに飛んできた十字架はもはや避けることすらできず呟いてる途中で俺の記憶が途切れた・・・
のんびり書いていきますので投稿は不定期になりますが
頑張っていきますのでよろしくお願いします。