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非現実的な人生  作者: ゆうさん
日常
19/69

第十一章   こんなのってありッスか?


――――ミーレ家――――



「時間は余裕にあるし持っていくものとかも特に無いっと」


俺は今、ミーレ家にいる

そして今日はS騎士団なんちゃら会議というものがある

時間厳守だと言われるとそわそわする

予定出発時間30分前だが、もう出ようと思う……


「ブレイク。ほんとに大丈夫なの?」


「そうだな、忘れ物とかも無いし大丈夫」


「そっか、今日はなんか大事な日なんでしょ?」


「どうやらそうらしい、任務を任されるって言ってたけど……」


「ブレイクなら大丈夫でしょ!どんな任務であろうと」


なんか今日のミシェルはやけに元気がいいなと言ったところ

自慢のブレイクが初任務とあらば、弁当作りにも力が入るんだ。とか言ってきた

――――弁当って……

しかも初任務っていうのは普通、SSSランク者に向けて言う言葉じゃないと思うんだがな……


「はい。あとこれ」


渡されたのは鳥の紋章が入ったお守りみたいな物


「これは……?」


「勝利祈願のお守りよ!頑張ってきてねっ!!」


昨日の夜コソコソ作業してたのはもしかしてこれか?

泥棒でも入ったのかと思ったのに……。変な心配したなぁ~


「ありがとう。こんな俺のために」


もちろんお礼は言っておく


「べ、別にブレイクのために作ったんじゃなくって、隣の家の子供たちにあげる時に残った余りだからね」


「分かってるよ(どこぞのツンデレですか?)」








――――ヴェセア城・会議室――――



―――――城にこんな凄い会議室があるなんて……


「ブレイク。こっちだ」


呼ばれた方を見るとギフェアとその他(お偉いさんたち)の人々がいた

もちろん騎士団一員も居たのだがまったく違う場所でくっちゃべっている。あ~俺もあっちに行きたい……


「紹介する。こちらがレスター・ダラン公爵さんだ」


「ごほんっ。君のことはギフェアからよく聞いたよ。これからも頑張ってくれたまえ」


髭を生やしていると尚更偉く見えるのは気のせいだろうか

えぇ~と。公爵?侯爵?……たぶん公だろうな。五等爵のうちの第一位だったよな

公爵・侯爵・伯爵・子爵・男爵の左から順に偉かったはず……


「は、はい。ありがとうございます」


「そしてこちらがロトフェイ・マルトレス博士。魔術の新研究を絶えずおこなっている」


「なんか僕が凄い頑張り屋さんみたいな言い方はやめて下さい。困ります」


「魔術の研究ですか。凄いですね」


魔法研究のやり過ぎなのか目の色が左右異なっている

色も判断しづらい……


「今度、ブレイク君にもいろいろ教えてあげますよ」


「ありがとうございます」


「最後にオクマーサ・テゴレス錬金合成師だ」


「よろしく。ブレイク君」


錬金合成師とはこれまた凄い

不審者に思われるんじゃないかと思われてもしょうがない作業着

みんなきっちりと服を着こなしているのに逆に目立つ


「オクマーサは昔からの仲でなぁ錬金や合成というものを覚えるとなかなか役立つぞ!お、そうだ、オクマーサ。ブレイクにも何か教えてやってはくれないか?」


「全然OKですよ。んじゃ手始めにネズミとイモリの合成を「今ここでは止めてくれないか?」……あ、とんだ失礼を……申し訳ない」


さすがギフェアさん昔からの仲だけであって対処が早い

まさかポケットに生き物を隠しこませておくとは予想もしていなかったな……

ってかネズミとイモリの合成で何が出来るのか知りたい


ブォーン


そのような起動音を立てるのと同時に電気が消えて空中に浮いた全面?コンピュータ。まぁとにかくどこからでもちゃんと見える仕組みになっているものにおじいさんが映った。


「みんなそろったか?」


ごほんっと咳払いをして一言いう

……なんかダン○ル○アに似ていたりもする


「いえ、まだミーラルク・イナミ魔導師が来ていません」


「そうか。……まぁいいだろう。よく聞いてくれ」


「あの人はダケストル・フォナン老師と言う人で歳はなんと今年で500歳。信じられるかい?僕はとてもそうは思わなかったんだけど、最近は、そうなんじゃないかって思ってきたんだ」


耳打ちしてきたのはロトフェイ博士なんだが……500歳!?信じられるわけが……

いや、少なくともあの魔人を見たから信じられないわけがない……か。


「俺も同感です」


「そう?やっぱりそうだよね~」


「ロトフェイ博士はなぜそう思ったんですか?」


「勘……かな」


「勘……ですか?」


「そう、勘。ブレイク君、君は何でだい?」


「こんな話ここではどうかと思うんですけど、実は……」


「な!?なんだって!!?」

突然の大声に一同こちらを向く


「シーーッ!!静かにして下さい。す、すみませんみなさん。続けて下さい」


「それはそうとどうやってそいつに会ったんだい?」


たとえ人間の聴力の4倍を誇る犬が近くにいたとしても聞こえないくらい小さな声で話し始めた。


「あいつから俺に会いに来たんです。」


「向こうから?」


「そうです。そしたら急に俺を殺そうとして来て」


「ふんふん。危ないところを誰かに結界を張られて助けられたと」


「そうです。ついでなんですけど誰だか心当たりありますか?」


「う~ん……唯一当てはまる人物と言えばファンベル爺…………」


「ファンベル爺?」


「そう、ファンベル爺は魔法の第一発見者にして最高学歴なんですよ」


「魔法っていつ発見されたんですか?」


「約480年前」


「ってことはファンベル爺って人は約480歳ってことになるんですか!?」


「そういうことになるね」


「そういうことになるってファンベル爺って魔人なんですか?」


「人間と魔人のハーフとでも言おうかな」


「ハーフ!?そんなことがあるんですか?」


ハーフってのは人間と魔人の間に出来た子供だよな……

そんな話があるかよっ


「まぁその話はまた後にするとして。どうやら今回の指令が出されるようだよ」


「そういうわけで、今回の指令を発表する」




                指令


     開始日 :明日朝9時に各クラス指定された場所に集合

     達成条件:特別任務を完璧にこなす

     任務内容:Sクラス用SSクラス用SSSクラス用にて下記を参照


     Sクラス:赤青黄白黒のシオラ石の採取         42名

     SSクラス:ドルヴェーナに出現したハドルドゥの討伐   37名

    SSSクラス:SZAK特別基地にて詳細を話す         9名

 



「ハドルドゥの討伐かぁ……。さすがにちょっときついよなぁ」


「何言ってんだよレクセル!ハドルドゥなんざぁ俺たちセル騎士団が負けるはず無いだろぅ?それに見ろよあの人数。37人もいたら暇を持て余すぜ」


「ぼ、僕になんてそんな任務無理だよぅ……」


「んじゃとっとと帰れよ」


「ひどいです、マールーさん」


その一方でキューラとタミンがキャッキャと楽しそうに話していた


「私たちは宝石探しだね♪」


「うんうん。なんだか楽しそうだね」


しかし、そんな会話はブレイクにはまったく聞こえなかった


「……あは、あはははは。ぎ、ギフェアさん?これってどういうことですか?……なんか凄いことになってるじゃないですかっ!!?何が気抜きですかっ!!これじゃあ気抜きどころか命にかかわる問題になってきますよっ!!」


「まぁまてブレイク。そんなに焦るなって、まだどんな任務かも聞かされてないし」


「んじゃ、なんでSZAK特別基地に行くんですか?あそこは世界が何らかの危機にさらされているときに活動する組織ですよ。(……要勉強済み)しかも9人だし……」


「俺も行くことだし何とかなるだろ」


さて何とかなるものかどうか……

「なんかもう笑うしかない」


そしてとどめのお言葉


「あ、それと、君はブレイク君といったかな?君には、かなり期待しているぞ。ではまたSZAK特別基地で会おう。その時はこういった映像ではなく私も現地へと向かうとする。」


ヴォン!


喋り終わると同時にパソコン自体が消えテーブルのみの部屋になった


「期待されてるじゃないか。ブレイク」


俺の肩を呑気にポンポン叩くギフェア


「……こんなのってありッスか?」





次回はいろんな地方の騎士団たちと会います

そして旅に……

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