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カンパニュラと希望の鐘

作者: 逢乃 雫

高く澄んだ

空の彼方へと

伝わる響き


地上に咲いた

小さな鐘の花

カンパニュラ


ふくらんだ

花びらに


めいっぱいの

感謝と希望を

詰め込んで



出逢った

その瞬間から  

高鳴る胸


いつか君にも

響きますようにと 

空に願う 


守りたいものが

できたから


黄金の林檎を

守ろうとした

妖精のように



あなたが

雨の日も

風の日も 


ずっと大切に

守り続けてきたもの


命をかけても

守ろうとしたもの


強いから

守るのではなくて


守りたいものが

あるから


どこまでも

強くなれる



自分のために

生きることも大事


でももし

自分が

分からなくなっても


何かのために

誰かのために


その想いが

きっと

導いてくれる


空の彼方から響く

鐘の音のように


それは

希望の鐘



地上に咲いた

小さな鐘の花


ふくらんだ

花びらに


めいっぱいの

感謝と希望を

詰め込んで


ありがとう


そばに

いてくれて


ありがとう


世界は

こんなにも美しい


だから

守りたい



高く澄んだ

空の彼方から


聞こえる響きは

カンパニュラ


その花びらは

今日も

めいっぱい

ふくらんで








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― 新着の感想 ―
[良い点] カンパニュラと言うのは私はよく知りませんが 風鈴草のことですかね(間違ってたらすみません) それをたくさん浮かんだ風鈴が、幸せの鐘を鳴らし たくさんの人を幸せにするように そんな感じがしま…
[一言] はじめまして。逢乃様。 小さな鐘の丁寧な響きというか、どう表現すれば良いのかわからないのですが、 とにかく良い作品だなと感じました。 「小さな鐘」という意味と、ギリシャ神話の妖精にはどの…
2022/06/25 13:41 退会済み
管理
[良い点] 良い詩です! +.゜(*´∀`)b゜+.゜グッ♪
感想一覧
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