第55話〜転移〜
「とどめだアスタロス……」
「虚空第一式 《空》!」
「魔拳、終……」
確実に仕留めれる状況だと踏んでいた零だが上半身だけで攻撃しなおかつ空を打つ前、そして今までにない威力の最大の技まだこんな奥の手を……
(エキドナ、やれるか?!)
(零、見て……)
そう言われて見ると、倒れているアスタロスの背中からもとより生えてる翼ではなく漆黒の翼がアスタロスを包む。
まるで繭のように……
(気をつけて!零、なんか仕掛けてくるかも)
すると、エキドナの予想通り翼でできた繭から闇の針状の攻撃が飛んでくる。
「冥界神・竜巻」
魔神眼で凝視することで魔術自体を暴走され爆発させる、そして残ったものは冥界神・竜巻で吸収。
ある程度すると、攻撃が終わる。そして繭からでてきたアスタロスは、4対の漆黒の翼をもっていた。
「いきがるなよ、人間……」
化け物かよ……
というよりなんで聖虚剣に俺が出ると予想したんだ?俺は移動させただけなのに、
(私、1つ思ったことがあるの、私の作戦にしたがってくれるかしら?)
俺は言われた通りにそこら辺に落ちている聖虚剣に魔力を込めて散りばめるように同時に瞬間移動させた。
「何故だ?何故複数体現れる?」
「やっぱりね、零、あの悪魔は魔力の流れが私たちに観測できないくらい小さくてもあの悪魔は感じ取れるみたい。多分あなたが瞬間移動を使う前に魔力が少し転移先に出るんじゃない?」
(なるほど、それなら未来視じゃなくてもできるってことか。)
「正解だ……確かに我は魔力の流れで転移先が分かる。」
これなら!
「だからどうした?」
そうだ……相手が転移先が分かるだけで勝てる方法が見つかったわけではない。
でも、聖虚剣を使って撹乱しながら攻撃すれば通るか?
俺は聖虚剣を大量に作り瞬間移動で同時に転移した。
(虚空!)
「無駄なあがきだ……魔拳、終」
(なんでわかっ……)
何故か読まれた、俺の攻撃が聖虚剣を大量に転移させてるのに……
本当に未来視なのか?
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