ヤーガジージーの苦い思い出
なにげにウィルの両親出会いの場
あー、どうしよう。
アークレッド内海と外洋の間にある孤島で、
稀代の魔術師の集まりたちは、青ざめる。
全員、昔や最近、故郷を大混乱に陥れた過去を持つ、好奇心の塊
魔術師。
目の前でワクワク古代の術式展開したら、なんかツノ生えたでっかいマオーとかいう化け物でてきた。
ーあっ、コレやばい。
故郷が滅んだ日が蘇る。
あの時、やばいと逃げ出したけど、
彼ら後ろにはアークレッドが、行き場を失った彼らでも拾ってくれた国がある。
「あっ、そうだ!ユーシャだ!」
ひとりの魔術師が古代史あさる。
「マオーには、ユーシャ、異世界から!」
どれだ、術式?
「これだ!」
展開しました、術式を。
ー見事に成功してマオー倒したけど、
「…帰れなくなっちゃったの?」
腰に手を当て困ったくりくりおめめのカノン・フィル。
のちのウィルのお母さん。
全員、正座のヤーガジージーと途方にくれたユーシャご一行様。
なんか、ユーシャ以外にセージョやらケンシやら、全員で、異世界から5人きた。
「反省してるなら、悪い事じゃないからいいんだけど、とりあえず、うちに来てもらうわね」
優しくヤーガジージー達に笑いかけるその笑顔に、ノックダウンされたのは、
ーユーシャも同じだったのは、ヤーガジージーたちの後々までの苦い思い出。