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2、連載中から完結済のあいだには、深くて暗い谷がある



事実は、「1、青い棒グラフの増やし方」で書いた通りですの。

そんなこと、あるみたいです。

連載していた『小説』を、完結済にするのですって。

それで、かつてない青い棒グラフの伸びが目の当たりにできるらしいですの。

いやぁ、わたくし驚いてしまって、「叫びもせず助けもしなかった」(バイ、みゆき中島「ファイト!」)できる限りほかの理由を探してみたのですけれど、ですから、わざわざ一度は完結済みにした『女魔法使いと悪役令嬢の恋物語』を番外編2部ほど追加して「完結済」の効果をみてみたのですが、てきめん、というか、絶大、というか、むろん、タイトルに「悪役令嬢」を入れているからではあるのだが、もう、なんというか、嘘みたいな青い棒グラフの伸び(バイ、ジャンル「詩」オンリー)。


でぇ、面白いので、このエッセイもそんな完結済みを演出してみようと思うのですわ。


ほんとうに、そんなことが、ありうるとしたら、なんだかちょっと、ですものねぇ。


でもありうるのだろうなと想像できるのは、『なろう』って、エタル(生まれて初めて使いましたわ、こんな言葉)ことが非常に多いんでしょう?

ですから、かつていい気持ちで読んでいたわたくし好みのお話が、ある日突然ブチ切られることになったりするのでしょう?

まぁ、プロではないのですから、それもいた仕方のないことではあるのでしょうけれども。

でも、読み手の皆さんの不満たるや、いと容易く想像できますわね?

で、一度でもそんなやり切れないこころもちになられた方なら、「エタ」られ恐怖症候群にかかってしまわれても、無理はないと思いますの、わたくし。

で、読むものにひとつの条件をつけた。

完結済、のものだけを読む。


なら、作者のエタリは、気になりませんものね?


で、なろうの検索事項の中にある『完結済み小説』のみを使用して小説を探す人々があまた存在しておられるのでしょう?


しかも、その探し方だと、ジャンルさえ固定しないで探すことが起こり得る。

で、『悪役令嬢』というタイトルがそこで目を引けば、とりあえず目を通してみようかという人がけっこういるみたいですの。


その人たちの青い棒グラフだったという訳みたいです。


ジャンルの壁を越えていますの。

ですから、詩でなかなかありえない青い棒グラフの伸びがありますの。


ならば、わたくし、もう一度、最後の確認の意味を込めてこのエッセイを長編と銘打って、完結済の効果を試してみたいと思いますの。


いい加減、の、の、の、の、うるさいとお思いですの?


けれども、その確認は、させて頂きます。


楽しみだなぁ、ワクワク(久しぶりのワクワクだあ)。


って、ゴクーか?


でも、ブルマって絶対、孫くんのこと好きだったと思うのよ、わたくしわ。


頑なに。信じています。

それが良いことか、どーかは知らないけれども、ね?

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