1、青い棒グラフの増やし方
知らなかった(呆然)。
この『小説家になろう』(小説家になりたいわけではないんですがね)に投稿し始めてから、はや2年を超過しているが。
こんかい経験した(或いは、体感した、といい直してもいいかもしれない)青い棒グラフの増やし方。
とにかく、タイトルやタグに『悪役令嬢』(これ、この場所でしか使わない言葉だよなぁ)を入れればいい。
というのを実験しているつもりだった。
で、わたくしが書いているのは小説ではないし、この場所でもっともマイナーな『詩』、というジャンルなので、そういうことをして少しでも多く読んでいただこうと思うような書き手もほとんどいない場所なので、悪目立ちはするだろうなという半分罪のような意識も持ちつつ、でも生来の「まぁ、どうでもいいか」というこだわりの無さと、ほんのかるうい遊びごころで、そんな詩集を作ったのだ。
『落ちこぼれ女魔法使いと悪役令嬢の恋物語』
これ、最初からけっこう読んでもらえて、やっぱり『悪役令嬢』効果ってあるんだなぁ、と半分人ごとみたいに関心していた。
特に最終章(?)を書き終え投稿したあとの青い棒グラフの伸びはけっこうなものがあった。
で、味をしめて、2匹目のドジョウを狙えとばかりに。
『悪役令嬢よ、バージンロードを走り去れ』
これ、3部作で、三日に分けて投稿したんだけど、1日目は普通の詩なみ、2日目でよく読まれる詩なみ。
そして3日目に、最終章(?)を投稿した途端に、これは、今まで詩の世界では経験したことがないほどの青い棒グラフの伸びを見せてもらいました。
あんまり驚いて、これ、なんか悪役令嬢でもない詩をタイトルやタグだけ『悪役令嬢』なんてつけていることに対する誰かの嫌がらせだと思ってしまいました。
直後、そんな嫌がらせしないでよね、って内容のエッセイを書いて投稿してるくらいだから、わたくしのあまりに大きな驚き具合がわかるでしょう?
詩の世界で、一日千を超える青い棒グラフって、たぶんあまりみたことがない(わたくし、ほかの方の詩をあまり良くは見ませんので確実な話ではないのですが)と思います。
で、誰かの嫌がらせなんだ、と。
断じたんです、と。
それで納得していましたの(ちょっと語尾を、悪役令嬢風に笑)。
で、冒頭の
知らなかった(呆然)。
に、戻るのだが、実はそうではなくて、別の理由があったらしい。
それを、2年間、この場所に居続けて、今回初めて知ったという話です。
いや、なんかどこかの風の噂話のような感じでは、読んだこともあったのかもしれないが、その意味さえまったく分からず、今回のこの悪役令嬢事件(事件って!)で初めて体感できたという訳です。