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第90話 女剣士がB級昇進により起きたこと

「みてみて。これ」


なんかうれしそうなC級女剣士が声をかけてきた。

また面倒くさい依頼を押し付けられるんじゃないか。

そんなことを思ってドキドキしていたら、C級女剣士が自慢げに見せてきたのは1枚のカード。

そのカードには、大きく「B級冒険者」と書かれている。


「おっ、とうとうB級ですか」

「やっと、やっとB級です。4年かかりました」

「おめでとうございます」


さすがに4年もかけて手にしたB級冒険者ライセンス。

お祝いの言葉のひとつは言ってあげる。


だけど、これでやっと変な依頼に巻き込まれないで済む。

そう思う気持ちの方が大きいけどね。


だけど今は、素直に喜んであげよう。


「本当にあなたがいてくれたおかけです」


こんな神妙な顔で言われてしまうと、どうも調子が狂ってしまうなぁ。

この人は、いつも、なんかとんでもないことを押し付けてくる人という認識ができてしまっている。


「それでですが。ささやかなB級昇進のパーティーを催すので来てくれませんか?」

「えっ、そんなパーティやるんですか。珍しくないですか?」

「4年よ、4年。すこしくらい自慢させてもらってもいいじゃない」


あ、単に昇進を自慢するためのパーティなのね。

まぁ、自慢する相手はたくさんいるだろうから、参加してもパーティで飲み食いしていればいいんだろう。


「それでね。そのパーティで、こんなサプライスしてほしいんだけど」


おいおい。なんだよ、ただの招待客じゃないのかよ。

それって、大道具を一瞬に出せるから便利な人ってことじゃないのか?

結局、面倒くさいことを押し付けてくるのね、あなたは。


「それが、こーして、こーなって」


紙に詳しく書いた図を使って説明する。

よくまぁ、そんなめんどくさいこと思いつくなぁ。

思いついたとしても、実際にやろうとは思いはしないけどな、普通。


「だって、一生に一度なのよ。いいじゃない」


結婚じゃないんだからさ。

A級だってあるんだし、昇進パーティは一回じゃないでしょう。

そんな反論は聞く気があるとは思えないので言わずにいた。


「じつは、何人かの貴族の人も招待していてね」


なんか、もう本当に面倒くさくなってきた。

やっぱり、この人。必ず面倒くさくなる人だ。

B級になったら、もっと面倒くさい人になるんじゃないか。


「ちゃんとリーダーはじめ協力してくれる人も手配したから、よろしくね」

「はいはい、わかりました」


断ろうと思っても無駄なのはよく知っています。

あきらめ顔で了承しましたとも。


女剣士さん。感想でも人気なさそう。人気でることあるのかな。


楽しく書いて、楽しく読んでもらえたらうれしいです。

ブクマや評価もよろしくです。

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