表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
土魔法SSS級の実力。土建チートで街づくりをしたら大人気な街になりました。  作者: 天野優志
第二章 「婚約破棄」から「奴隷」を経由して「幸せな結婚」へ至る道
32/311

第32話 新居にミモザを連れていく

「さぁ、いくよ」

「はい」


今まで一緒にいた宿屋を出て、新居に向かって歩く。

何も説明していないから、ぴっくりするだろう。

喜んでくれるかな。


「あの橋を渡れば、着くよ」

「えっ、スラム街?」


ミモザは、あそこがスラム街だと知っているらしい。

だけど、これからは変わっていくんだ。


「あそこに行くの?」

「ああ。僕らの新居があるからね」

「いかないと駄目?」

「えっ、嫌なの?」


スラムだから・・・だよね。

もう今は、スラムじゃなくなってきているんだけど。


湿地帯は排水管を張り巡らしたから、水はけの良い土地になったし。

スラムの人たちは、まだ住居が完成していないから、仮の体育館みたいのを作ったから、そこに移動してもらったし。


ごちゃごちゃしてとこじゃ、もうない。


「スラムだって変な人達がいる所じゃないよ」

「そうじゃなくて・・・」

「嫌なの?」

「大丈夫。あなたと一緒なら」


ミモザがうれしくなることを言ってくれる。


「なら、行こう」


二人で橋を渡った。

僕らの家に行くために。


「ここが僕らの家さ」

「本当?すごい」


まだ、完成ではないけど、形だけ作ってある。


庭を含めた土地は300坪、敷地の周りは花壇で囲ってある。

まだ、草花は植えていないけど、レンガ製で50センチくらい上がった花壇になっている。


屋敷は敷地面積70坪。平均的な市民の家が20坪程度だから3倍以上だ。

洋館づくりになっていて、総3階建てだ。


建物面積は210坪。

正直言って、ふたりで住むようなところじゃない。


まだ、スケルトン状態と言って、内装がされていないし、外壁も横や後ろは粗削りの石材のまま。

これから、時間をかけて作って行く予定。


1階の玄関に近いところに、ショールームを入れてあるから、そこで生活はもうできる。

ベッド等の家具も運びこんであるから、すぐに住めるはずだ。


「まだ、これだけしか完成していないんだ」

「ふたりなら、これでも十分じゃないかしら」

「そうなんだけどね。せっかくだから、理想のお家、一緒に作っていこうよ」

「うれしい」


ラブラブ状態で、ベッドに倒れ込む。

その後、何したかって。


ご想像に任せます。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ