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第296話 町づくり計画って何から始めたらいいのかな

「まずは寝るところが大切だわ。野宿は冒険者としても嫌よね」

「それもそうだが。食料の問題が大きいな」

「それよりか、水だろう? それがないと死ぬぞ」


ダンジョンタウンを作ると決まったから、いろんな人の意見を聞いてみる。

だけど、何からやったらいいかよくわからない。


だから、簡単なところから手を付けることにした。


馬車道の作成だ。


これなら隣街までつないだことがあるし、簡単なこと。

何よりも現場に僕が行くために必要だしね。


「我も手伝うぞ。ダンジョン近くでは魔物も出るらしいぞ」

「うん、お願いしよう」

「分かったぞ」


ミントも手伝いたいと言うが、断った。

街道と違って、どんな危険があるのか分からないしな。


ただ、魔物でも盗賊でも敵が出た時のことは考えてある。


バレット弾を打ち放つ装置を開発した。


基本的には、マシンガン的な物かな。


転生前の元世界の弾丸に似た石バレットを作る。

直径が1センチ、長さが4センチほどの円筒形で先は尖った形にする。

この石バレットが100弾入るマガジンをセラミックで作る。


あとは、マシンガンの銃身とマガジンから玉が供給される仕組み。


それほど難しいことはせずに、マガジンを銃身の根本に上に向かって接続する。

そこから重力で石バレットが落ちるようにする。


爆薬のような物は不要で、石バレットを飛ばすのは土魔法を使う。


試してみたら、1秒間に10発は打てる。

本物のマシンガンよりは性能が落ちるが、相手は銃のような物は持っていない。


だから、性能自体はそれほど気にしないでいいだろう。


これがあれば、100発の石バレットが10秒で打てる。

オークの群れくらいは簡単に対応できそうだ。


「そんなものがなくとも、我がいれば安心ぞ」


まぁ、そうとも言えるが。

やっぱり、自分の身は自分で守らないとな。


重さはちょっとあるが、馬車道建設用の車両の屋根に取り付けておいた。


この車両は特別製で車両の壁と天井、床とそれぞれの箇所が強化されたものだ。

重さは通常の車両の倍もあるが、動かすのが馬でなく土魔法。


僕専用の車両になるけど、馬車道建設用の車両だから問題はないな。


何か工夫をしたら、土魔法が使えない人でも使えないかな。

まぁ、それは新しい街ができてから考えることにしよう。



さて、防衛力が高くなったから、あとは居住性か。

横幅を2メートル半で長さが5メートルにしたから、そこそこ良い部屋が作れる。

もっとも、半分は食料等々の倉庫とキッチンになる。


だから、1辺2メートル半の部屋ということだ。

ちょっと狭いが、白狼娘とふたりだけだから、がまんすることにしよう。


街からダンジョンまでは徒歩で3日かかるというから約100キロの距離がある。

毎日、セラミック馬車道を10キロづつ作れば10日でダンジョンまでの馬車道が完成する。


まずは、そこからスタートすることにしよう。


今日二話目の投稿ですね。

昔の書き方通り、1話1000字程度なんで、1日1話じゃすくなすぎですよね。


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