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第285話 隣街まで遊びに行こう

隣街フランまで馬車列車の客車が走ると発表したら、乗りたいと申し出てきた人が35人にもなった。

予想外の大人気になった。


乗車賃は大人銀貨3枚。子供は半額だ。


客車は1両に1列に座席が4つ、その4座席が5列あるから全部で20人乗りだ。


今回は3両用意したから、定員は60人。

お客さんが35人で、関係者の10人も入れて全部で40人。


最初の馬車客列車は朝、街を出発して夕方には隣街に着く。


隣街はワインの生産が有名でおいしいワインを生産するシャトーが近くにたくさんある。

また、ワインを楽しむための居酒屋のバルが沢山あり、街を訪れる人たちを喜ばせている。


一緒に行く関係者は。


今回の馬車客列車を言い出した街長さん。

街コーディネータのお姉さん。

馬車道商会の若大将。


ミントと白狼娘、そして私。


他にも画家が4人ほど一緒に隣街のフランに行くことになった。


「街長さんはよく隣街へ行くんですか?」

「よく行くと言っても、年に3回くらいだ」

「そんなものなんですね」

「しょっちゅう行っているのは行商人くらいでしょう」

「行商人は、それがお仕事ですからね」


ミントと白狼娘と街コーディネーターのお姉さんは楽しそうに話している。

女子会ってことだね。


「それでは出発します」


御者が大きな声で宣言した。

ただ、客車は3両もあるから私達がいる先頭車両にしか聞こえていないだろう。


「おおー、揺れないな」


街長さんが一番喜んでいる。


セラミック製の線路である馬車道だから、普通の馬車に比べて揺れがずいぶんと少ない。

その上、客車は乗り心地を重視して、強化シリコーン製の振動吸収装置も設置してある。


「まるで滑っているようだ」


いつも隣街に行く馬車で乗り物酔いになってしまう街長さんは、揺れが少ないことには特に喜んでいる。


車両が3両で牽引する馬が2頭だからスビートも速い。

最大速度30キロはでるはずだ。


隣街まで10時間で着く。

普通の馬車だと途中で一泊しないと着かないことを考えると、隣街へのアクセスが相当よくなる。


他のお客さんを確認してみても、みんな楽しそうにしている。


うん。

馬車客列車は成功のようだ。


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