第214話 ミーティング参加者を集めてみよう
「そんな訳で街長さんか街コーデのお姉さん。どちらか明後日の午後、時間作ってくれませんか?」
「おおーー。それは面白い。実は二人ともあるイベントに呼ばれていてな」
「それでは無理ですか」
「実はそのイベント、つまらん付き合いでな。急用ができたということでさぼろう」
「いいんですか?」
「いいの、いいの。大したイベントでもないしな」
「街コーデのお姉さんに怒られませんか?」
「大丈夫だろう。彼女は新しいこと大好き女性だからな。土魔道士さんが新しいことを始めようとしているなら、絶対参加したがるよ」
「それならいいんですが」
まずは、ふたりにオッケーをもらった。
あと、リーダーにも声を掛けておこう。
「という訳で明後日ミーティングするんだけど、出てくれる?」
「よし、出よう。俺たち冒険者も楽しくなるお店にしてもらおう」
「冒険者にはやっぱり居酒屋だよね」
「それだけじゃないぞ。道具屋に武器屋に・・・」
「うーん、それはどうなんだろう。普通の人には必要なくない?」
「いやね。もっと明るい冒険者向けのお店にしたらいいんじゃないか。子供でも入れるような。冒険者になるっていうのは子供の夢だったりするんだよ」
「それはあるなぁ」
面白いアイデアをもらってしまった。
それにしても、なんだか、みんな簡単にオッケーがでるぞ。不思議だな。
「なぁ、ミント。どうして明後日がいいって耳打ちしたの?」
「なんとなく。明後日だとうまくいきそうな気がしたの」
「そういうもの?」
「そういうものなの」
チャネリングっていうのかな。それともメッセージかな。
よくわからないけど、そういうものらしい。
「聞きましたぞ。土魔導士さん。なにやら大きい物造るんですな」
「あれ、なんで知っているんですか?ドラゴ大神の大神官さん」
「神官というのは地獄耳を持っていましてな」
「地獄って・・・もしかして鬼の一種ですか」
「そんなことどうでもいいんです。新しい施設を造るなら、ぜひ我がドラゴ大神の神殿も入れてく
ださいよ」
「そんな大きいもの無理です」
「小さいバージョンもあります。一番小さいのは机サイズです」
無理やり参加が決まってしまった。
ついでにテラス教会の聖女さんも誘ってみたら、オッケーをもらった。
もしかして、伯爵様も興味持つかなと思ったら、この街にいないみたいだからあきらめた。
他には?と、探していたら村娘もいた。
農村代表で来てもらおう。
なんだかんだで、いろんな人が参加するショッピングモールミーティングになった。




