表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
171/311

第172話 メイドアイドル参上

「「「「「「私達の想いを受け止めて」」」」」」


眩しいくらいにクリスタルが輝きだす。

そして・・・爆発した。


大きな音がして、クリスタルがはじけ飛んだ。


粉々になったクリスタルは、ステージを覆い煌めく。

それは神秘的な世界だった。


「綺麗。。。」


多くの女性がそう呟いていた。


そのクリスタルの煌めきが次第に降りてくる。

そして、クリスタルの幕の中から現れたのが、6色のメイド服を来た6人。


メイドアイドルのテーマ曲が演奏される。


「ふう。なんとかつながったな」


ここからは予定どおりのメイドアイドルのパート。

多少、劇の部分が変更にはなっているけど、微調整レベル。


まぁ、なんとかなるだろう。


メイド服でいつもの様に元気に踊り歌うメンバー。

その途中で、アドリブだろうという語りもそれぞれ入れてくる。


ノッテいるな、みんな。


観客はもう、応援団とか一般客とか関係なしに盛り上がりまくっている。

最前列は応援団の人だけでなく、端から端まで隣同士、肩に手をかけて応援している。


ステージと観客席はひとつになっている。


たったひとりを除いて。

たったひとり、伯爵令嬢は悔しそうにハンカチをかみしめていた。


「やばっ、見なかったことにしよう」


さすがに令嬢の怒りの顔が怖くて、気が付かないふり。


ステージはクライマックスに到達した。


雷光と共に、ステージ上の天井が開く。

青龍さん登場。


観客は大喜び。

腰を抜かすばあ様もいたりするけど、みんな喜んでいる。


そしてラスト。


ミントが宣言する。


「私達巫女メイドカラーズは生まれ変わりました」


うん、いい感じの宣言だね。


「巫女は巫女Ver2として、パワーアップしたコスプレを次、披露します」


まぁ、そうなるわな。

気合を入れて作ってもらわないとね。


「美しさも、露出度もパワーアップします」


どよめきが観客席をおおいつくす。


おいおい、サービスしすぎじゃないの?

でも、露出度が多い巫女コスプレヤバい。

私もすっけー期待しちゃった。


「そして、もうひとりのメンバーを迎えます」


おいおい、聞いてないぞ、そんな話。

どこから、そんな話が出た?


「7人になった私達は、もう巫女メイドカラーズじゃありません」


ええーっ、名前も変えるの?


「巫女メイドレインボーです」


おいおい、勝手にノリで決めるなよ。

って、メンバーはみんな知っているな。


プロデューサーの俺だけかよ、知らないのは。


「それでは、新しい私達に期待してください」


そう言って、メイド服を脱ぎ捨てる6人。


その下は、真っ白なビキニだ。


ステージを降りて、観客席に入る6人。

観客達をハイタッチをしまくって観客席の後ろにある温泉プールに飛び込む。


ついでに青龍さんも飛び込む。

すごい水しぶき。


エンディングテーマが流れた。


「ふう。10分押しで終了か。まぁ、大丈夫だろう」


でも、この後の漫才のふたり、やりづらいだろうなぁ。


ミントと仲間たち。大人気です。


楽しく書いて、楽しく読んでもらえたらうれしいです。

ブクマと評価もよろしくです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ