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どんぐり飴&綿飴篇 【口上】
「随従と」(心地よいテノール)
「忠勇の」(響くバリトン)
「「わくわく料理解説」」
(わー! どんどんぱふぱふ☆)(華やかな生バンド(所在不明)のOP曲が流れ、何処だかよくわからない草原の一角に二つの影が佇む)
「さて、第二回が開催された訳だが……今回の解説対象は、二点あるのだな」
「此は素晴らしいですね(感嘆」
(二人の前に出てきたのは三方に置かれた色取り取りなどんぐり飴)
(提供:森 と書かれた札が正面に貼ってある)
「ですが、此も前回同様本文中で西洲の巧武公が解説していらっしゃった気がしますが(気遣う視線を相手へ向ける)」「(苦笑を浮かべ)吾が主の言では不十分、と云う事であろうよ」
「……宜しいのですか?」
「何、構わん。吾が主は勇猛にして賢き方なれど、兎角感情に意思を彩られ易き事も又正き事でな(主に対する忠節、揺らぎ無し。……と背後に極太ゴシック体で書き文字が入る風情)」
「(苦笑)了解しました。其れでは、始めましょう」