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隣の女子と連絡先を交換して楽しく会話をしました。

始業式が終わりクラスに戻ってきて一息ついていると隣の席の香川さんが紙を置いてきたので読んでみた。


【いちいち紙に文字書くのめんどくさいからさ!連絡先交換しない?】と連絡先のIDと共に書いてあったので追加する事にした、正直俺もめちゃくちゃめんどくさいと思ってたのでめっちゃ助かる、そう思いながらIDを打ち出てきた連絡先を追加してメッセージと共に喜んでいるスタンプを送ってみた。


【夏音だよ!ヽ(。>▽<。)ノ】


数分後…あっ通知が来た


【やっほー!夏音くん!美羽だよ!(๑•ω•́ฅ✧】とっていうなんか微妙にオタクっぽいような陽キャのような微妙なメッセージが来た、人の特徴を見極めるのは自信がある俺でも彼女、香川さんの事だけはよく分からない、これから少しずつ知っていって失敗が起きないようにしないと、またあのめんどくさい地獄のような日々には戻りたくない…と思っているとまた通知が来て見てると香川さんだった。


【夏音くんってナツノさんのどんなところが好きなの!?】というなんと反応した方がいいのかマジで分からない質問が来てしまった、正直俺自身はナツノとしての自分はあまり好きではないから何が良くて人気なのかとか全く分かってないから本当になんて返せばいいのか困っているのだが、ここは適当にありきたりな返答でもしとこう、


【ありきたりで申し訳ないけどやっぱ声がいいところとゲームとか歌が上手いところかな】とメッセージを送って直ぐに既読がついて直ぐにメッセージが返ってきた


【そうだよね!!ありきたりなところがすごい所がすごいよね!!ナツノさんは本当に基礎っていうか他の人とは違ってありきたりなところが本当にすごいよね!!語彙力無くてごめん!!伝われ!!】


と返ってきた、なんか思ったよりもガチファンぽいな、そんな事言う人マジで初めてだわ、香川さんは今までの人達とは何が違う、この子ならもしかしたら声を出して話してもいいかもしれないと思ったけどやっぱりダメだリスクは減らすことに喫したことはない、ガチファンの香川さんには申し訳ないけど活動を続けていくためにはこうするしかないのだ、と心の中で謝りながらメッセージを返して授業開始のチャイムが鳴るのであった…

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