情景泥棒
レビュー執筆日:2019/1/18
●アップテンポな曲で占められたメジャー初のミニアルバム。
【収録曲】
1.Running Away
2.儚き獣たち
3.閃光
4.がんじがらめ
5.情景泥棒
6.情景泥棒 ~時空オデッセイ~
7.光の螺旋
メジャーデビューしてからは初となるTHE BACK HORNのミニアルバム。今作は曲数が少ないこともあってか、7曲全てがライブやフェスで盛り上がりそうなアップテンポの楽曲で占められており、ここ数作と比べたらバリエーションはあまり広くありません。ただし、それでもタイトルの通りサビで爆発するように駆け抜ける『Running Away』、シリアスな曲調に反して「一度ミスったら即終了」等といったくだけた言葉遣いの歌詞がユニークな『がんじがらめ』、「未来から情景を盗みに来た」というSF的な世界観を見せる『情景泥棒』と、ある程度の多様性は保持されています。
しかし、個人的にはもう少しテンポを落としてメロディを聞かせる楽曲も欲しかったところ。もちろん、『Running Away』や『閃光』のように勢いとメロディの良さが両立している曲もあるのですが、中にはメロディの運び方がやや力任せになっている曲も見られます。ライブで聴けばあまり気にならないかもしれませんが、音源として聴いた場合には少し物足りなさを感じてしまったのでこの評価とさせていただきます。一気に通して聴けるもののそれゆえにどこか薄味な、良くも悪くもミニアルバムらしい作品になっているのはないでしょうか。
評価:★★★★




