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暁のファンファーレ

レビュー執筆日:2018/12/28

●「集大成」の先にあるTHE BACK HORNの新たな一歩。


【収録曲】


1.月光

2.ビリーバーズ

3.シェイク

4.バトルイマ

5.ブランクページ

6.飛行機雲

7.サナギ

8.コワレモノ

9.エンドレスイマジン

10.幻日

11.タソカゲ

12.シンメトリー

13.ホログラフ


 前作『リヴスコール』でバンドとしての集大成を見せたTHE BACK HORN。それから約二年ぶりにリリースされた本作には、前作と同様に多彩な楽曲が収録され、収録曲数も同じ13曲、収録時間もほぼ同じとなっていますが、これまでの総決算という面が強かった前作と比べて、今作は曲ごとに様々な新しい要素を導入している傾向があります。例えば、『月光』や『シンメトリー』では一部に英語詞が使われていますし、『コワレモノ』ではラップを取り入れています。その他にも、the pillowsを彷彿ほうふつとさせるフォーキーなギターロックの『飛行機雲』、「3拍子×3+1拍子」のリズムが印象的な『エンドレスイマジン』、フラメンコのようなフレーズが耳に残る『幻日』等、彼らの新しい面が曲を追うごとに次々と現れてきます。


 さらに注目すべきなのは、そういった要素をただの「借り物」にせずに自身の音楽性の中にしっかりと取り入れているということでしょう。例えば、『コワレモノ』ではリズミカルに歌ったり韻を踏んだりしながらも、彼ららしい歌謡曲的なメロディとはっきりと発音するボーカルが乗ることにより、完全に「THE BACK HORNの楽曲」となっており、「ラップ」というよりも新しいジャンルを作り上げてしまったようにも思えます。なので、これほどまでの雑食性を持ちながらも、アルバム全体で見ると不思議と統一感があり、その点に関しては良い意味で「いつも通り」と言えるでしょう。


 全体的に荒々しい雰囲気を持ちながらも、それと同時に彼らの器用さが垣間見える本作。バンドとしての実力をまざまざと見せつけられるようなアルバムでした。


評価:★★★★★

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