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フラグって現実で作用するのかな

思いついて突発的に書いたので続きができるかできないからわからないです。

 とある小説投稿サイトにおいて異世界転生物は他を寄せ付けないレベルで人気である。

 しかし、異世界転生しすぎなのではないかと考えることもあれば自分も異世界に行ってみたいなんてちょっとした考え事をしていたある日のことであった。



「ランキング見て毎度思う。タイトル長くね?」

 花筏薫こと俺の独り言が虚空へと消える。

 たまに独り言喋ってる人は変とかそんな感じのことをSNSで見かけることがあるけど割と自分の部屋だと独り言漏れるよね?おかしくないよね?

「自分で考えといてだけど誰に聞いてるのかわからないこと考えてる時点で変な人か」

 もう夜も遅く睡魔が来たのでおとなしく眠りについた。




 おかしい、目覚ましをセットしておいたのに音が聞こえなかった。もしかして目覚ましを消したあと二度寝をしてしまったのか、それとも目覚ましが鳴るよりも早く起きられたのかその疑問を晴らすためスマートフォンの電源を入れて時刻を見る。

「11時だと!?どんだけ寝てんだよ!あと、誰か起こしてくれなかったのか!」

 自業自得なのだがこんな時はよく人に当たるものである。多分…

 急いで学校の制服を着て二階にある自室から一階に降りてリビングの扉を開けた時その異常さに気がついた。

 父親のスーツの上着、スマートフォンや一口も手をつけられていない朝食など明らかに普通ではない光景を目の当たりにし、少し狼狽えた。

「みんなご飯も食べずにいったの?スーツもスマホも忘れてどっかいくか?」

 そんなことを言いながら靴があるかないか確認するため玄関に向かった。

「やばいめっちゃ靴ある」

 こんなおかしな時はSNS見ればなにかわかるだろうそう思い、SNSアプリを立ち上げた。



「急に神と名乗るものが出てきて人類を全て自分の作った世界に送るとか言ってんだけどwwww」

「神とかいるわけないじゃんw」

 ここまではまだいい。

「やばい、周りの人どんどん消えてる」

「本気で神だったのかよ!」

 この辺りからどんどん投稿が無くなっている。

 本当に転送されてしまったのか……


「いや、みんな異世界に行ったのかよ!転生ではないけど行ったのかよ!異世界!なんで俺一人置いてかれてんだよ!!」


 異世界について考えていた一人の男が置いていかれたこの世界で生きていく話である。












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