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30年目シリーズ

可愛い娘には…(200文字小説)

作者: 日下部良介

 結婚して30年。

 今でも妻を愛している。

 そして、子供たちも。


 彼氏と同棲中の娘が帰って来た。

「お腹減った~」

 と、冷蔵庫を覗く。

「ねえ! このお肉食べてもいい?」

「いいよ」

 ササっと調理して美味そうに食べる。

 本当は自分のために自腹で買って来た肉なのだけれど、可愛い娘のためなら仕方ない。


「ねえ、もう一つのお肉、持って帰っていい?」

「いいよ」

 まあ、仕方ないか。

「やった! 彼が喜ぶわ」

 それはダメだ! でも言えない…。



 


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― 新着の感想 ―
[一言] 私もこうなるのでしょうか? ちょっとお父さんの寂しさ的なものを感じました…。 でも彼氏さんの事を思う娘さんは、とっても優しい人ですね。 私もこういう娘になろう!
2017/09/10 21:14 退会済み
管理
[良い点] 父さんがすごくかわいい(^_-)-☆ [一言] 娘を持つとこうなるのですね。うちは息子なんで、彼女が出来てから、まったく実家によりつかなくなりました。少し寂しい^^;
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