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巡り廻られる物語の物語  作者: 水谷 空
第一章・始まりの物語
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七.日常(『ラリ』探し)

キラーに頼まれ『ラリ』を探す事になった俺は、とりあえず部活動をしていた人達を『ミル』を使って見回ってみた。

俺は、特に得意と言える事が無いため部活に入っていない。だからのんびり回っていたのだが、


「なんでこんなに探してもいないんだよ!」


全くもって見つからなかった。


ブルーによると、エレクトロマスターは、黄緑に少し青が混ざった感じの色が目印だと言っていたが、


「黄緑色は何人か見つけたけど、青色は混じってないな~。はぁ…。」


「青色ではなく黄・茶・黒色でも良いんですよ。」

と、ブルーがそっと声をかけてきた。


「黄緑色だけじゃいけないのか?」


「それが駄目なんだ。黄緑は電気の流れを見ることしか出来ない。だから、混ざってないといけないんだ。」


「はぁ~~……。」


もう『ラリ』を探すのは辞めようかと悩んでいたら後ろから


「なーにしけた面している!この野郎!」


部活の休憩中(だと思う)の優輝が現れ、軽く頭を叩いてきた。


ちなみに優輝は、運動神経が抜群で多くの大会で賞を貰っている。だが、一つの競技に絞らず、多種の競技がしだいからと言い、決まった部活には入らず全てのスポーツの部に仮入部している。


実際この様な事は不可能なのだが、この学校の校長(莉奈の爺ちゃん)に気に入られており、特例として扱われている。

何だかアニメの主人公のようだ。


「お前は気楽でいいよな~。で、今回は何の部活をしていたんだ?」


俺は、そう言いながら優輝の方に振り向いた。


すると、『ミル』を解除し忘れていたのでそのまま優輝を見て見ると、なんと黄緑色に少し青色と茶色が混ざった色だった。


俺は、軽く驚いて一・ニ歩後退してしまった。


「今日はサッカー部だ。 ? ていうかどうした繋、いきなり後ずさりして?」


「い、いや何でも。」


俺は、どうしたらいいのか分からず困っていると、


「繋!何してる早く認証しろ。」


「て、言われてもどうしたら良いんだよ!?」


キラーが呼びかけてきたことに、軽くイラッとしてしまい雑な返事をしてしまった。

だが、キラーはあまりその事を気にしておらず、


「まず、そいつの背中に手を当てておもいっきり押し倒せ。残りは俺達がするからあとはヨロシク!」


手際よく(?)完結に説明してくれた。


「よろしく!て、まぁ何とかするか。」


と話していると、


「どうした繋?何を独り言を言っているんだ?」


「いや、何でも。ていうか優輝背中にホコリが凄くついてるぞ。」


「おぉ、すまんナス。」


と、冗談を言っている優輝背中を少し変な感じではらうモーションをしながら強く押してみた。


すると、手の中が一瞬小さな光が放った。その直後優輝が少し前に倒れかけた。


「おっとっトマト!!」


「すまん、優輝。強くはらい過ぎた。あと、さっきから語尾のトマトやナスってなんだ。」


「ハハ、いや軽いジョークだ。ま、ありがとうな~。休憩が終わりそううだから俺は戻るな。じゃあなー(笑)」


などと言いながら去っていった。何故優輝は語尾に何か付けたがるのだろうか。

さっきので認証は終わりなのだろうか、などと考えていると、


「ありがとうございました。これで『ラリ』の認証ができました。では、私達は仕事を済ませるのでこれで。」


「お前はのんびりしててくれ。じゃ、また後で。」


早口で二人が言い終わると、その瞬間、何かが消えた感じがした。


すると、学校から一日の終わりを告げる曲が流れてきた。


俺は、やっと終わった、と考えてながら家へと帰ったのだった。




続く

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