四.日常(登校・力『ミル』)
生き返った(生き返らせてもらった)俺は次の日、心帝中学校へと登校した。
「おい、繋。」
「なんだ、キラー?」
「家族が死んだというのによく平気でいられるな。普通は、泣き悲しむものだろう?たしか…。」
「いや、平気ではないが俺は死んだ人間は他の生命として生き返ると思っているからあまり悲しんでいないんだ。」
と、平然と言い切った。ま、実際にはあまり環境は変わって無いけどな、と考えていると、
「ならば生き返っているか調べてみますか?」
ブルーがさらっと言ってきた。
俺は意味が分からなかった。
「おお!そうだな!確かに試してみろ。」
キラーが相槌をいれてきたのだが、余計に意味が分からなくなった。
「そうですよね。では『ミル』を教えますね。」
「なぜ、俺がの考えが分かった!」
「だから、俺らはお前の体を借りているんだから考えぐらい分かるって教えただろう。はぁ~。」
キラーが呆れたようにため息を深々とついた。
二人と出会って自己紹介しあった、簡単に今の体や心の状態について教えてもらっていた。
だがいまいち頭に入ってこなかった。ま、いっか~。
「では繋さん。『ミル』の方法を言いますね。」
「おう!」
「まず、目を閉じてゆっくり開け見開いて下さい。その後に、人を決めて見て下さい。あとは私達が調節するので。」
俺は、ブルーに言われた通りに辺りにいた人を『ミル』を使ってみた。
すると、辺りの人の体からオーラみたいな色がついたものが見えてきた。
「な、なんだこのオーラみたいないのは!」
俺は驚き目をこすって、再度見てみたがやはりオーラのようなものは見えている。
「それが『ミル』の力です。」
「『ミル』は生命の感情・考え・前世・来世などなどが分かる力だ。この力は死んで生き返った人で俺らみたいな『マスター』の使いが宿った生命にしか使えない特権の力だ。」
「へ~。それで色の判別の仕方は?」
「今は人だけの運気を見れるようにしています。だから、色が常に変化しています。」
「色がどんな事をさしているかは自分で考えろ。」
「じゃあ俺の灰色のオーラは不幸ということか?そして、俺の左腕だけ虹なのはなぜだ?」
「虹は幸運。灰色は不幸という事だけ知っている。にしても繋、そんなはっきりと色が二色分かれているのは初めて見たぞ。」
「え…、もしかしてこの状態何かヤバい?」
「いえ、大丈夫だと思います。たぶん…。」
何だかとても不安な予感しかしない。ま、いいか。アニメみたいな事が起きるなら。
「了解。でもさ、これじゃどれが家族だった分わらないことないか?」
「できるにはできる。でもまだ馴れてないからやってももう少し先だな。」
「へいへい。」
こうやって話していると学校についた。
続く。




