二.人格(前編)
なぜ、俺が多重人格者かというと、俺が心帝中学二年生に進級しだちの頃のことだ。
俺の家族と俺は、交通事故で死んだ。
死んだ瞬間意識だけ残っていたのかふと目の前が光り、辺りが白で染まった。
白というよりも少し青を帯びていた。そして、なんだかとても懐かしい感じがした。
見回すとそこには二人の人の気配があった。
しかし、辺りには誰もいない。
すると突然頭の中に声が流れ始めた。
「そこの貴方。もう一度人生をやり直したくないですか。」
「やり直したければ俺達を受け入れろ。」
口調の違う言葉が聞こえ、俺はとっさに叫んだ。
「受け入れる!だから生き返らしてくれ!」
すると謎の声はやみ、再び目の前がひかった。
目が覚めるとそこは家のベットの上でパジャマ姿だった。
部屋のカレンダーを見ると、死んだ日の次の日だった。
すると、またあの声が頭に流れ出した。
「やっと目覚めたか。」
「うわぁぁ!」
いきなりの言葉に驚き尻餅をついてしまった。
「おはようございます。リンクさん。」
「お、おはようございます…。」
「もっとシャキッとしろ、シャキッと!」
「は、はい…。て、そんな事はともかくあなた方はだれだよ!」
もう一度部屋を見渡したが、やはり誰もいない。
「そんな事、だと~(怒)」
「まあまあキラー、落ち着いて下さい。」
「スマン…。ブルー。」
どうやら二人は、ブルーとキラーと言うらしい。
続く




