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第4話  「最悪の目覚め」

翌朝、10時頃かな?ようやく目が開いたというか・・・香澄のモーニングコール?

じゃないよな~この金切り声・・・朝から怒っているし、しかも標的は俺のようだ。

ようやく目を開けると、香澄がものすごい剣幕で俺をおこっていた。

俺は不思議に思い横を見ると・・・瀬・・瀬奈・・・が寝ていた・・・

しかも、下はパンツ一枚、上はスポーツブラだけ・・・


えっ?

さらに驚いた俺に瀬奈が追い討ちをかけた・・・目が開いた瀬奈は、俺だけを見つめていた。

そう思ったら


「おはよう・・・裕にぃ・・」


「おはよ・・」


何考えてんだ・・・瀬奈は?にこやかになって天井を向いたと思ったら顔を隠した。そして、俺と香澄が驚愕する行動に出た。両手を俺の首まわしたと思ったら。唇が近づいてきた


ち・・・近いって・・・ええ!!!えええ!!!


瀬奈の唇が俺の頬に触れた・・・そして、もう一度俺に挨拶をしてきた。


「おはよう・・・裕にぃ・・昨日は、ありがとう・・・」


そう言って体を起こし、軽く背伸びをしていた。





呆然としている俺に瀬奈は、


「どうしたの?」


「あ・・・いや・・・」


俺は視線を瀬奈からはずし、香澄のほうを見た。目・・目が完全に怒っているというか、目からは殺意に似たものを感じさせ、体中に怒りからオーラを放っていた。しかも次の出来事で完全に・・・その時だった。瀬奈が自分の股間の辺りを見て驚いた声を上げた。


「あっ?」


「えっ?」


瀬奈の視線の先を見ると、ええ!!!赤く血がにじんでいた・・・うそ・・・俺は、何もしていない・・・・ただ、その赤くにじんだものが・・・なんなのか知りたくなかった。俺が固まっている視線の先を追った香澄の目にもその色は認識された。


次の瞬間、



パチーン!!



香澄右手が俺に頬に炸裂した。


「サイテ-!!見損なったわ!!」


そう言って、箒を手に俺をバン!!バン!!!たたき始めた。


「痛いって・・」


「何を言う。この獣!!」


バンバン!!


本気だ・・・香澄の奴・・・ただ俺は叩かれているのは防ぐので精一杯だった。


そんな時だった。


「ママ!!」


瀬奈が香澄の手を引っ張った。その手を振り払って、まだ俺をたたき続ける香澄


「ママってば!!」


「あんた・・自分がしたことわかってるの!!」


きょとんとしている瀬奈の両肩に手を添える泣きながら訴える香澄に


「一緒に寝ただけだよ・・・」


「何言ってるの!!あんた・・やってはいけないことやったのよ。」


瀬奈は首を横に傾け


「裕にぃ~の横で寝てただけだよ~それよりあれが始まった。」


「横に寝てたって、何したのかわかってるの?」


「何もしてないよう~それよりあれが始まったの」


そう言って瀬奈は股間を押さえた。


「あれって?」


「もうバカ!!時間ないからトイレ行ってくる。ナプキン持ってきて。ママ」


そう言って瀬奈は慌てて部屋を出て行った。


「へ?ナプキンって・・・」


俺の方をじっと見る香澄・・・顔はにっこり笑っているがそのひきつった笑顔は非常に怖い。


「お兄ちゃん・・本当に何もやってないわよね。」


「ああ・・」


「本当?」


そ・・そうだ・・俺も目を覚まして初めて瀬奈がいるのに気付いたんだから・・・


「本当だ!!」


「そう・・」


絶対に疑っている目をしている俺がそう思っていると廊下から瀬奈の声がした


「ママ・・まだ?」


「もうっ」


そういい残して、香澄は俺の前を去っていった。


「やっぱ・・・昨日風呂に入っていないからシャワー浴びるね!!」


瀬奈の声が廊下からしてきた。


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