番外編
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
鉱山奴隷たちを解放し、天与の原石のギルメンにした。
その後、王都にて。
「しかしな……アクト」
「なんだ、イランクス?」
俺たちはギルド会館へと向かって歩いている。
隣にたつイランクスが不安げな表情をしていた。
「おまえの娘は、わしを許してくれるだろうかな? わしは大事な父親を、追放した男だぞ? 自分のギルドに入ることを嫌がるのでは無いか? ましてや、サブマスターになるだなんて……」
ふむ。
まあ、うちの娘を知らないこいつからすれば、至極当然の疑問だろう。
「侮らないでほしいですね」
ずいっ、とフレデリカが俺とイランクスの間に割って入る。
会話もそうだが、物理的に、ずいっと入ってきた。
「わたくしたちの娘は、おまえとは格が違うのですよ」
「しかしな……」
そうこうしてると、天与のギルド会館へと到着する。
「アクトさんだ!」「わぁ……! アクトさん! おひさしぶりですー!」
わ……! と若い天与のメンバーたちが押し寄せてくる。
「もっとこっちきてくださいよぉ」「さみしいっす!」
俺はギルメン達に手を振って、2階へと向かう。
ちょうど、黒髪の少年と、魔女帽子の女と、赤髪の猫耳女が降りていった。
「あれが手を焼いてるSランカーだ」
くいっ、と俺は彼らを指さす。
イランクスは目を丸くすると、「ああ、ありゃバケモノだな……」と得心がいったようにうなずいた。
そして、俺たちはそのまま2階の、我が娘ヘンリエッタの部屋へとやってきた。
「エッタ、入るぞ」
「ぱぱー!」
テーブルの前では娘が座っていた。
ぴょこんっ、と立ち上がると俺に抱きついてくる。
「エッタ、客人の前ですよ」
ぴしゃり、とフレデリカが注意する。
だがまあ、こいつの場合は注意のためにいったというより、娘に俺を独占されるのを嫌がっての行動だろうが。
「ぱ……ごほん、先代。だれじゃ、そこの男は……?」
エッタとイランクスには接点がない。初対面のため、そう聞いてくるのは当然だ。
「こいつはイランクス。サブギルドマスターにするため、俺が雇ってきた。こいつを使ってやれ」
すると……。
「わかったのじゃ!」
とヘンリエッタが素直にうなずいた。
それを見て、目をむいてるイランクス。
「俺の娘は、能力で人を見てる。使える人間は手元に置くのだよ」
「そう……か……杞憂だったようじゃな」
「ああ、後は任せるぞ」
「うむ!」
こうして、俺は娘にイランクスを任せることにしたのだった。
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