番外編
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
《アクト視点》
翌朝。
俺のもとに、リリが一人でやってきた。
「ご主人様……リリ、リリは……宮廷で料理人やります!」
……ふむ。やはり勇気を出せたか。
偉いな、リリよ。
俺は立ち上がり、リリに近づく。
「あのその、お料理番ひとりいなくなっちゃうから、ご主人様に迷惑を……あうっ」
俺はリリの頭に手を乗せる。
そして、たくさんの連中に言ってきたのと、同じ言葉を投げかける。
「残るモノのことなんて気にしなくていい。おまえは、出て行くのだからな」
リリが俺を見上げる。
ぱぁ……! と笑顔になると、何度も頭を下げ、部屋を出て行った。
ふう……やれやれ。
静かになってしまうな。
コンコン……。
「入れ」
誰だと聞かずとも、こういうとき、入ってくるのは一人だけだ。
フレデリカがニコニコしながら部屋に入ってきた。
「ご苦労だったな」
「いえ。妻の勤めですっ」
ふふふ、とフレデリカが笑ってやがる。
こいつは俺のために何かすると、すごくうれしそうにするのだ。変わったやつだ。
俺くらいじゃないと、つきあってやれないだろうな。
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