番外編 宮廷料理人
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
俺の屋敷に、エドワード王太子と、アリステラ王女がやってきた。
「お招きありがとうございます、アクトさん」
「ああ、よく来たな。まあ、食事を楽しんでいってくれ」
食堂には、料理長の娘が作った料理が並んでいる。
どれも手が込んでいて、美味そうだ。
エドワードたちは席に着き、食事を口に運んでいく。
「…………」
部屋の隅に立っているリリが、不安そうな表情でうつむいていた。
ふぅ……やれやれ。これが見えぬとはな。
「エドワードよ」
「なんでしょう?」
「料理はどうだ?」
びくんっ、とリリが体を硬直させる。安心しろ。
「最高です!」
ぱぁ……! とエドワードと、そしてリリも笑顔になる。
ふ……。
「こんな美味しい食事を作るだなんて。シェフはどちらに?」
「そこで固まっている女だ」
エドワードが、リリを見て微笑みかけた。
「とても美味しいですよ。いい腕をしていますね」
「あ、あり……ありゃ……あ、ありがとうございます!」
リリは獣人の尻尾を、ぶんぶんとうれしそうにふる。
「それにしても、お若いのにたいしたものだ。こんな美味しい料理を……宮廷に出しても……あ」
エドワードが何かに気づいたようだ。
相変わらず聡明な男だ。
じっ……とエドワードが俺を見てくる。
確認のサインだろう。だから、俺はうなずいた。
「お嬢さん」
「はい!」
「よろしければ、宮廷料理人として、うちで働きませんか?」
「はい! ………………はい?」
リリは自分が何を言われたのか、遅まきながら気づいたらしい。
「え、ええー!? あ、あたしが……宮廷料理人ぅう!?」
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