番外編 次世代
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
家に帰って、家族団らんの食事を取っている。
俺たち不在のなか、エッタは見事問題を解決して見せた、らしい。
「それでねそれでね、パパっ。今回はちょーやばかったの! でもね、エッタがんばった!」
ふすふすと、鼻息荒く、娘のヘンリエッタが言う。
やれやれ、母親そっくりだ。褒めて欲しいオーラがダダ漏れである。
「まったくエッタ。褒めて欲しいオーラが漏れてますよ。誰に似たんだか……」
「貴様以外の誰がいるというのだ」
ギャグで言ってるのか本気なのか、時々わからなくなるな。
「むー、ママそっくりって言うより、パパと似てるって言われたいなぁ」
「失礼な子ねまったく……まあわたくしも同意ですがね!」
似てる……か。
エッタは母親似だ。外見も性格も、よく似ている。
俺と近しい部分があるとすれば、その黄金に輝く瞳。
そして……。
「エッタも俺にそっくりだぞ」
「え!? どこがー!?」
「良い仲間に、恵まれてるってところだな」
天与の原石は移り変わりが速い。
俺が現役だった頃から、メンバーでいるやつはほぼいない。
俺の時も、良いメンツがそろっていた。
そして、エッタの代になっても、かなり良い奴らが集まっている。
娘は俺の、運の良さを引き継いでるのだろう。
「うんっ! みんな良い子ばっかり! わたし、皆大好きだよ!」
これなら、大丈夫だろう。
本気で好きだと思ってる顔だ。
良かった。俺の立ち上げたギルドは、きちんと、娘に引き継がれている。
【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】
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