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番外編 静かに過ごしたい

【★☆★読者の皆様へ 大切なお知らせです★☆★】


新作の短編投稿しました!

タイトルは、


『勇者パーティを追放されたおっさん、引退して辺境スローライフを送る(※つもりがなぜか最強に)~実は勇者にレベルと経験値を奪われてただけだった。呪いが解けて弱体化したようだが、俺にはもう関係ない』


広告下↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!


リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。


https://ncode.syosetu.com/n4809ik/



 俺とフレデリカは獣人国に旅行に来ている。

 元ギルメンのスターライトがとてもいいホテルを用意してくれた。


「マスターすごいです! このお部屋……サウナがついてます! それに露天風呂が内風呂です! 意味がわかりませんよ!」


 俺がベッドで大の字になっていると、部屋の中を見て回っていたいフレデリカが帰ってきた。

 相変わらずうるさい犬女だ。


「マスターまずは風呂に入りましょう! 内風呂だから男女わかれてないです……きゃっ♡ マスターと裸のおつきあい~♡ なーんてフレデリカはわかっておりますよ、ひとりで静かに風呂に入りたいのですよね!」

「そうだな」

「ほら! ふふふ、わたくしは有能なメイドゆえに、わかっているのです。さ、どうぞ一番風呂はマスターに譲ります」

「そうか」


 俺は立ち上がって、フレデリカの肩をぽんと叩く。


「風呂入るぞ、供にな」

「はい! ……はい? はひぃいいいいいいいいいいいいいいいい!?」


 やかましい奴め。


「ままま、マスター!? 今なんと!?」

「うるさい女だ」

「その前!」

「一緒に風呂に入るぞ」


 ぽかーん……とするフレデリカ。

 この女、側にいるとやかましいことこの上ないが、表情がコロコロ変わるため、見ててあきはしない。


「な、なにゆえ……?」

「慰労旅行だろうがこれは」


 今までこいつには色々迷惑かけてきたからな。

 旅行もまともにできていなかったし。


 できる限り、こいつの要望はかなえてやりたいのだ。


「なんだ? 入らないのか……?」


 ぷるぷるとフレデリカが体を震わせたあと……。


「はいりゅううううううううううううううううううううううううう♡」


 尻尾をぶんぶんとちぎれんばかりに振りましたあと、俺に抱きついて、キスをしまくる。


「ますたー♡ えええへ~♡ わたくしにラブなのですか~♡ 言うまでもありませんねー! ラブなのですよねー!!!!!!!!!」


 ……はあ、やかましい女だ。まったく。

【★☆★読者の皆様へ 大切なお知らせです★☆★】


新作の短編投稿しました!

タイトルは、


『勇者パーティを追放されたおっさん、引退して辺境スローライフを送る(※つもりがなぜか最強に)~実は勇者にレベルと経験値を奪われてただけだった。呪いが解けて弱体化したようだが、俺にはもう関係ない』


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