172.真っ向勝負
【★☆★読者の皆様へのお知らせ★☆★】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
魔王ドストエフスキーとの最終決戦。
超越者 天羽をアクトが撃破した。
天羽から不死の力をもらっていたドストエフスキーは、その加護を失ったことになる。
殺せば、殺せる。
「いくぞぉ！ ぬぅううううううううううううううううん！」
ローレンスが魔王めがけて突っ込んでくる。
ぞく！ とドストエフスキーは背筋に悪寒を覚えた。
「う、うああ、く、くるなぁああああああああああああああ！」
触手をめちゃくちゃに伸ばし、ローレンスへと攻撃を加える。
触れれば即死の毒が塗られた、最強の槍。
それが無数にローレンスへと降り注いでいく。
だが……。
「ぬぅうん！ きっっかああああああああああああん！」
即死の毒を体中に受けてもなお、彼は進んでいた。
「ばかなぁああああああああああああああ！？」
「君の毒は！ もう……効かぁああん！」
魔王との長い長い戦闘を繰り広げた結果、ローレンスの超人的な体は、相手の毒への耐性……免疫を得ていた。
ゆえに、ローレンスに即死の毒触手は通じない。
だから、彼は身を守らない。
力を、ためているのだ。
ためて、ためて、最後の一発を、最大の一撃を、やつに加えるために。
「ううぁあああああああああああああああああああああ！」
追い詰められている、とドストエフスキーは強く敗北と死を意識した。
嫌だ、嫌だ！ 死にたくない……死にたくない！
「死ぬのはおまえだあ！ 人間ぅううううううううううううううううう！」
「いいや！ おれは！ 死なない！ 人間は、負けないぃいいいいいいいいいい！」
【★☆★読者の皆様へ 大切なお知らせです★☆★】
新作投稿しました！
タイトルは、
『辺境の薬師、都でSランク冒険となる～パワハラ婚約者に浮気され俺、絶縁して村を出る。奈落の森で鍛えた規格外の状態異常スキルと世界最高の治癒術で無双し、大成する。今更泣きつかれてももう戻りません』
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