第2章 とりあえず帰れないみたいなので頑張りたいと思います。
まだまだ小説家になろうの機能を使い切ることができない…勉強不足を痛感しています
「ん…」
俺は見知らぬ天井が見える部屋で目を覚ました。
昨日は…
「目が覚めたかな?」
「っ!?」
俺が寝ているベットの隣には昨日王様とやらの近くにいた兵士がいた
「あんたは…」
「ジャッカル・フォードだ。カイング王の近衛騎士団長をしている。今日から慧殿の戦闘訓練を担当することになっている」
40代くらいだろうか、鍛え抜かれた屈強な肉体に鋭い眼光の男はそう名乗った
「俺が本気で戦うとでも思っているのか?見知らぬ誰かのために戦って死ぬのなんて真っ平ごめんだ」
「慧殿には申し訳ないがこちらも国の命がかかっているのでな…それにもしかしたら魔王を討伐することで二ホンに帰る手段がわかるかもしれないぞ。魔王城には世界各地の魔法書が集められた図書館があるらしいとのことだしな」
「…くそったれ」
城にいるよりもそっちのほうが帰れる可能性が高いならそうするしかないか…
「わかった…俺を戦えるようにしてくれ」
「そのために私がいるのだ。ついてきてほしい」
そういってジャッカルは部屋から出ようとしている。
だが、聞きたいことがひとつある。
「待ってくれ、まず俺は何をすればいいんだ?」
「慧殿の魔力数と何の魔力適性があるか調べることから始める。魔力測定官がいるところにいくぞ」
魔力数や適性なんて言葉があるってことは、この世界には魔法があるのか。
日本人である俺に魔法の適性などあるのだろうか…