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第25章 聖剣の力Ⅱ~周りのいうことには従いましょう~

この話も含めて1話にしたほうがよかったかなぁと後悔中…

「今の勇者様を見ていると入ってきたばかりのライヤー君を思い出すわぁ」

「ライヤーさん…ですか」

入ってきたばかりの俺にも優しくしてくれたライヤーさん。

しかし、本人も言っていたが入団した当初は周りの言うことも聞かず無茶をしていたらしい。

「ライヤー君みたいに魔物によって家族を殺され立っていう人は多かったわぁ。でもライヤー君には戦闘の才能があったわぁ。だから最初は周りのいうことを聞かずに無茶な訓練ばかりしていたわぁ」

「そうなんですね…でも、時間が経つにつれて皆さんの言うことを聞いてくれるようになったんですよね」

最初に訓練場に来た時にほかの騎士にいじられていたということは友好的な関係を築けていたのだろう。

「そうねぇ…あまりにみんなが止めるから『うるせぇ!俺のやることにケチをつけるんじゃねぇ!』って言われたわぁ。だから…叩き潰したわぁ」

「え」

「文字通り叩き潰したのよぉ。そうして『強くなりたいのなら私たちのいうことを聞きなさい』って言ってやったわぁ。あの時のライヤー君の表情には…少しゾクゾクしたわぁ」

まさかの可愛がりだった。

にしてもフィーネさんはガチガチの武闘家なんだなぁ…

「勇者様も才能があるわぁ。でも周りの話しを聞いたほうがより強くなることが出来る…それは確実よぉ」

「はい…」

とりあえずフィーネさんには逆らわないように気を付けよう。

「にしても聖剣デュランダルだったかしらぁ…すさまじいの一言ねぇ」

「そうなんですか?」

「聖剣による使用者の強化…魔法とは別枠の強化によって今の勇者様は歴戦の騎士に匹敵しているわぁ」

確かに聖剣を使った動きは今までより早く鋭いことがわかる。

「あとは慣れ…かしらねぇ」

そう、フィーネさんのいうようにまだ俺は聖剣を使いこなすことが出来ない。

実際に今魔力切れを起こしているのがそれを如実に語っている。

まだまだやることはいっぱいあるなと感じるのだった。


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