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第24章 聖剣の力

仕事から帰ってうとうとしていたら日付変わる寸前でした。布団の魔力は絶大ですなぁ

「ジャッカルさん、3日間部屋から出れなくてすいませんでした」

俺は水浴びをした後にジャッカルさんの部屋に訪れた。

「いやいい。人の死というのは耐え難いものだ。立ち上がってくれたならそれだけで十分だ」

ジャッカルさんは特に俺のことを責めず話を聞いてくれた。

「早速で申し訳ないんだが、聖剣は今手元にあるだろうか?」

「聖剣…あの時のやつですか」

俺の手元にはライヤーさんが使っていた剣の持ち手しかない。

しかし、俺にはわかる。

あの聖剣の出し方が…

「来い!『デュランダル』」

そういうと剣の持ち手は光輝き、輝きが収まった後の俺の手元にはあの時の聖剣が握られていた。

「これが聖剣『デュランダル』…あの時四天王アグニスの腕を切り落とした業物か」

俺もジャッカルさんもデュランダルをじぃっと見つめる。

デュランダルを出してから俺の体から魔力がなくなっていくのがわかる。

その分俺の体は力が漲っていた。

「今日からの訓練はそのデュランダルを使いこなすものに変更する」

「わかりました」

魔王を倒す…そのためにはこの聖剣の力を充分に発揮する必要がある。

「では訓練場にいくとしようか」

俺とジャッカルさんは部屋を後にした。


「はぁぁぁ!!!」

聖剣を振り下ろす。

その一撃は今まで訓練場で行ってきたものの中で最も早く鋭い一撃だった。

聖剣には所持者の力を上昇させる力でもあるのだろう。

今の一撃には俺自身の魔法は使っていない。

では俺自身の魔法も使ったらよりすごい一撃になるかもしれない。

「集中…そこ!」

体に魔力を循環させて身体強化の魔法を使う。

そうして振り下ろした一撃は…

ズガァァァン!!!

訓練場の地面を切り裂いた。

「す、すごい……あれ?」

地面の切れ目を見て感動していると少し体がふらつく。

「すごい一撃だったけど燃費は悪いみたいねぇ…あなたの魔力、ほぼ空になっているわよぉ」

それを見ていたフィーネさんが俺に言う。

「無理は禁物よぉ。まだ遠征の疲れが完全に抜けたわけではないみたいだしぃ」

「でも…」

無理なんてことは承知のうえだ。

でも俺は強くならなければいけない。

そのためにはある程度の無理はしなければ…

「一回休憩にしましょう」

「…はい」

凄んできたフィーネさんに対し反抗する力は残っていなかった。

あの時の訓練のせいか、フィーネさんには逆らえない体になったような気がする。

魔力…威力…電撃…もう勘弁してほしい。


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