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間章 王と騎士の語らいⅡ

とても短いですが区切りということでご容赦を…

シャール防衛戦は終了した。

陥落こそ防いだものの、住民の6割が死亡、近衛騎士団の若きホープであるライヤーも戦死した。

「事態は一刻を争う状態だな」

「はい、四天王自らスパーダ王国を襲撃することなんて今までありませんでした」

王の間でジャッカルとカイング(王様)が今回の遠征の報告をしていた。

「しかし、失われた聖剣か…」

「先代の勇者が先代の魔王を討伐した後から行方が分からなくなっていたものがあんなところにあったとは…」

二人の話題は聖剣の話しに移っていた。

「聖剣デュランダル…強大な力を発揮することが出来る勇者にしか装備できない剣…それを勇者殿が使えるようになったことは素晴らしいことだが…」

「勇者殿はあの遠征から帰って以降部屋から出ておりません…食事は配膳したものを食べているから生きているとは思うのですが…」

「うむ…勇者殿とライヤーは指導担当になった後も一緒に修行したり食事をすることがよく見られていたと報告があった。だいぶショックを受けているようだな」

慧にとって身近な人をなくすという経験は両親以外では初めてだった。

年齢も比較的に近かったことやライヤーの気さくな性格からよく懐いていただけにショックも大きいことは二人とも理解していた。

「…勇者殿は再び立ち上がることが出来るだろうか」

「人の心とは難しいもの、こればかりは本人にしかわからないかと…」

聖剣を使えるようになったとしても戦えなければ意味はない。

勝手に召喚して戦わせておいて、身近の人が目の前で死んだのにまた戦えと言えるほど人の心がないわけではなかった。

「「ままならないものだな…」」


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